土肥ポン太
ネタは繰ってきたが独自色は果たして出せていたのか。ポン太ならではのネタの完成が待たれる。
徳井義実
スリランカ人だったのか。卑怯なキャラだがどうしても笑ってしまう。上り調子なのがありありとみてとれる。
大輪教授
笑いは少なかったが、これはこれでありだと思う。キャラとネタのバランスがちょっと。
友近
キャラに頼るな。ネタで勝負しろ。
ウメ
お絵かき系。喋りがいい。ネタもいい。クセになる感じだ。
やまもとまさみ
もう一捻りほしい。ネタとスタイルの確立が急務か。
バカリズム
トツギーノではなかったが、それがかえって懐の深さを感じさせる。
なだぎ武
個人的には大好きだが、お笑いとしてはどうだろうか。物真似の域を出ていない気もしないではない。
優勝:なだぎ武
同点決勝になって、審査員の再投票で優勝が決まったとき、「えっ?」と思わず声を上げた。
と同時に、このグランプリに対する疑念が沸いてきた。
審査員の点数が非公開なのはなぜだろうか。総合得点と、演者一人に対して審査員一人の得点は発表するが、詳細は公表していない。
ということは、裏でいくらでも操作が可能だということだ。
もちろん、そんなことはしていないと思うが、昨年のキャプテン☆ボンバーと新喜劇ボンバーの興行、そして今年のディラン&キャサリンとなだぎの優勝。吉本の大きな力が働いていると邪推したくもなる。
出場規定をピンで活動している芸人に限定するか、カテゴリー分けをするか。
番組を盛り上げるためには何をしてもいいのなら、このR-1ぐらんぷりは有名無実化する。
R-1のR、これが落語のRだということを、果たして何人の視聴者が知っていることだろうか。