またシンドラー社のエレベーターで死者が出た。
結局前の教訓は生かされず、何も変わっていないということなのだろう。
明日からまた、エレベーターに乗るときは製造元のプレートを確かめなければならない。
シンドラー社が悪いと言うのは簡単だ。改修には莫大な費用がかかるらしい。何かもっといい方法はないだろうか。
主な対策としてブレーキを二重にするというのが挙げられているが、故障する可能性のあるブレーキをもう一つ付けたところで、二つとも故障する可能性がないわけではない。
例えば、扉が開いたときに、物理的にカゴが動くのを抑制する何かを取り付けられないだろうか。
フックとかストッパーのようなもので、外に引っ掛けてカゴの動きを止めるのだ。
電気的装置に対するフェイルセーフは、電気的装置以外のほうが理想的である。
シンドラー社には何も期待していないので、どこか他のエレベーター会社の偉い人、なんとかいい知恵を出し合って、二度とこんな悲劇が起こらないようにしていただきたい。