消極的な選択だったとはいえ、前回の選挙で民主党に投票したのは、失敗だった。
だがそれは結果論であって、大飯原発再稼働と同じく、違う選択肢だったら違う結果になっていたのかというと、決してそうではないだろう。
もはや政党政治は終わった。マニフェストも無意味だ。次の選挙は、党ではなく、個人を見極める力が有権者に必要になるだろう。
難しい選挙になる。
衆議院解散が決まって、泥舟から逃げ出すネズミのように民主党から離れていく議員がいる。
誰がそんな奴に投票するだろうか。
もう誰がやっても同じだという意見は多い。しかしここで諦めては、本当にこの国は沈没してしまう。
そのためには、決して後戻りしないという断固たる決意が必要なのだ。
私はこの国をどうしたいのだろうか。それを実現するためには、誰に政治を任せればいいのか。
国民一人一人がそのことをよく考えて、来月の投票に赴いていただきたい。
棄権するなら、この国から出て行け。