志村軒と姪

姪が口を開けばトトロ見せろ、アンパンマン見せろとうるさい。
めんどくさいので撮り貯めている「志村軒」を見せていたところ、トトロよりアンパンマンより見せろと言ってくるようになった。
もちろん、姪はドリフなど知らないし、向こうの家でも番組は見てないという。
激ハマリである。
笑いの構図としては、志村さんの笑いはそう複雑ではない。それが長く続いている秘訣だとは思っていたが、具体的に実感するものはなかった。
そういうことなのだ。つまり、ドリフの笑いというのは、何の予備知識もない子供にすんなり浸透するベーシックな笑いだったのだ。
毎日食べて飽きないご飯のように、味付けで千変万化する笑いなのだ。
ドリフ恐るべし。
先刻、その姪が急にパジャマの肩をはだけた。何をしているのかと思ったら、森下悠里ちゃんの真似をしていたのだ。
「写真撮って」というから撮ってやろうとしたら恥ずかしがったので、なんか淫靡な写真になってしまった。
よって掲載は見送る。

鴨川もナメると危ない

残念なニュースだが、増水した鴨川で中学生が死亡するニュースが入った。
場所は九条跨線橋の辺り、今日は午前中の大雨で、かなり増水していたと思われる。
あの辺は、河川敷が川面に比べてそう高くなく、今日の雨くらいならたぶん冠水してしまうと思う。
鴨川の水深が総じて低いことも災いした。
低いと安心していると、ごくまれに人が溺れるに充分な深みがけっこうあり、そこにはまってしまうとかなり危険だ。
中学生なら、ちょっとくらいは危険なことや、バカなこともすればいい。大いに結構だ。
しかし、命に危険が及ぶかどうかは、自分達で察知しよう。何かあったら、遠慮なく周りの大人に助けを求めればいい。
君たちを助けた後に、ババちびるほど叱ってやるから。
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なくなったタオルの謎

私はいつもタオルを持ち歩いている。家にいるときは一日中首からぶら下げ、それで汗を拭き、手を拭き、最後にそのまま風呂で使う。
外出するときも仕事に行くときもカバンに入れたりして常に持ち歩いている。
それが今日、仕事先でなくなっていることに気付いた。
最後に使ったのを憶えているのは、阪急電車の特急車内、乗り込んですぐ汗を拭くために使った。
カバンにしまって、そのカバンは座った足の内側に置いてある。私はうつらうつらと居眠りをしている。
そして電車を降り、仕事場へ行って、タオルがないことに気付いたのだ。
まず考えられる可能性は、置き引きだ。
カバンのチャックは常に開いているので、物色しようとした犯人が、邪魔なタオルをまず取り出して、更に中を探そうとして叶わずにタオルだけ持っていったのか。
しかし場所はクロスシートの特急車内。時間は昼前。車内に空席はなく、立っている人もいたように記憶している。そんな中で、私の足の内側にあるカバンを物色できるだろうか。
それには身を屈めねばならず、たぶん不自然な格好に見えるだろう。それに、ごそごそしていると、たぶん私が気付くはずだ。隣席の客が体重移動をすると、シート越しにそれが伝わる。
私は隣に人が座ることを不快に思うほうなので(女性は歓迎)、身じろぎすればうっとうしくて気付くはずだ。
隣に座っていた男性は、私と同じようなスーツのスラックスに、白っぽいシャツ。いやに手を真っ直ぐ伸ばして文庫本を読んでいたのを憶えている。背はたぶん私より大きかった。
その男性は、桂で乗り込み、梅田で降りた。もし彼が犯人なら、最後まで付き合うだろうか。事を起こした段階で下車するだろう。
とはいえ、置き引きを完全に否定できない点が一つある。カバンのファスナーだ。
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これがいつも仕事に持っていくカバンだ。このファスナーは一つではなく、左右(前後)から開けられるように二つ付いている。
私はいつも、このカバンを右が前になるように(ストラップが付いている方が後ろ)持っている。
そして、ファスナーは写真で言うと左から右(後ろから前)にしか締めない。
そのファスナーが、タオルがなくなったことに気付いたとき、右から左に少し締まっていたのだ。
これは、私が絶対にしないことなのだ。ということは、私以外の第三者がファスナーを締めたことを意味している。
しかしこれも完全な説ではなく、もしかすると出かけに姪っ子がイタズラして締めた可能性も否定できないのだ。
そしてもう一つ考えられる可能性は、汗を拭くために車内で使ったときに、カバンに入れたつもりが下に落ちてしまっていたということだ。
でもこれは普段の動作の一つであり、確かにカバンに戻した感覚もある。
シートの下には空間があり、もし仮に落ちたとしたら、奥へ入り込んで下を見ただけでは見つからない可能性もある。
結果として、置き引きの可能性も、置き忘れた可能性もどっちも否定も肯定もできない状況だ。
ただ、タオルがなくなったことは事実である。
幸いにも、カバンの中には金目のものは一切なく、盗られて困るものは弁当くらいだ。
これから、カバンは足元の車両の壁に沿って置くことにしよう。
みなさんも、どこに危険が潜んでいるかわからないので、自分の安全は自分で確保することに努めて欲しい。

パルテナの鏡


ツイッターで記事を見かけたので昔を思い出した。
どうしようもなく操作性の悪いゲームで、床滑りを修正するあの感覚は二度と思い出したくない感じだ。
SEもなんか、ウィッ、とかオェッ、とか妙に生々しかった。
そうそう、ボスはこんな感じだった。と憶えているということは、最後までクリアしたんだな。
で、DSで新作が出るらしい。

さすがに新作は3Dビューだ。どうせならあの操作感を再現してくれればいいのに。

今年初めての餌採り

この春も鴨川では大掛かりな川浚えが行われ、川面の砂だまりが一掃されてしまった。
それまで、鴨川の昆虫の大半はその砂だまりに生えた雑草を餌として育っていたので、ちゃんと測定すれば鴨川の昆虫は半減以下に減っていると思われる。
それでもいるところにはいるので、なんとか確保はできたが、継続しての採取は去年に増してかなり厳しい状況だ。
今年は去年以上にミールワームに頼ることになるだろう。
今シーズン初めてのバッタに、けろちゃんずは入れ食い状態だ。
週に一度でいいから、腹いっぱい食わせられればいいのだが。

児玉清

こう訃報が多いと気が滅入る。
これでもう、日本にはダンディを地でいく俳優さんがいなくなってしまった。
一つ気になるのは、アタック25がどうなるのかだ。
数少ない良質のクイズ番組の司会者として、児玉さんは長年携わってこられた。
番組を終わらせるには惜しいし、かといって続けるには児玉さんに匹敵する後継司会者が必要だ。
アナウンサーや司会者業のタレントではなく、やはりここは俳優さんでいってほしい。
私が浮かんだのは、知的なイメージとは少し離れるが、陣内孝則さんあたりはどうだろう。
仕切りの能力もお持ちだし、そこそこ二枚目だし、ノリもいい。
絶対にやめて欲しいのは、博多華丸さんに依頼することだ。
確かに、彼のモノマネは素晴らしい。しかし、それと番組の司会とは同じ次元で比べる問題ではない。
アタック25に関しては、司会者が亡くなったから似たような人で、というような浅はかな対処では困るのだ。
朝日放送にはその件と、番組の継続をぜひ約束してもらいたいものだ。