おかあちゃんはえらい

独り暮らししていたときは、誰も家事をしてくれる者がいないのでやらざるをえなかった。
掃除、洗濯、炊事、嫌いではないが好きでもなかった。
おかんがちょっと検査入院しているので、今その家事を引き受けている。
独りの分をやるにはやぶさかではないのだが、身内とはいえ自分以外の人間がかかわるとまあじゃまくさいことじゃまくさいこと。
晩飯どうしようかなあと結局一日中考えていた。おかげで仕事に集中できなかった。
改めて、おかんのえらさがよくわかった。
世の亭主諸君、及びすねかじりの道楽息子どもよ、いっぺん家事やってみ。