童謡を歌おう

ドライブの道すがら、ラジオで童謡や唱歌の特集をしていた。こどもの日ということもあって、いろんな歌が流れたが、不思議というかなんというか、私はその全てを口ずさむことができた。
童謡といえば、小学校の音楽の時間で教わっただけである。自分でレコードを買うこともないし、進んで聞くこともない。にもかかわらず、私の頭の中にはそのメロディーも歌詞もしっかり残っていたのだ。
緑深い山の中を走りながら、どこか懐かしい気持ちになったのは言うまでもない。
今の子供は、果たしてこういう歌を教えてもらっているのだろうか。今の若者は、こういう歌を口ずさめるのだろうか。
そして日本の教育は、童謡や唱歌をどう捉えているのだろうか。
今までは自然に代々受け継がれてきた歌が、もしかすると途絶えてしまっているのかもしれない。
誰かが死んだり傷つくわけではないが、童謡の衰退はそれこそ文化の衰退、ひいては日本の衰退である。
喚起して守らなければならないほど、日本人の自国文化に対する意識は低下しているということなのだろうか。

みかつう

ツイッターは@crescentwroksだよん

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


Warning: Undefined array key "rerror" in /home/xs008668/mikatsu.com/public_html/wp-content/plugins/wp-recaptcha/recaptcha.php on line 291