RYDEEN 79/07 / Y.M.O.

懐かしいフレーズと、懐かしい顔ぶれがCMの中にあった。この曲、CDいつ出るんだろうと思っていたら、限定配信だった。
YMOの曲を配信で手に入れる。テクノの真髄のような気がした。
生音を使ったサウンドは、どこか寂しげだが、大人の雰囲気である。
小遣いを貯めて近所のレコード屋で初めて買ったアルバムは、ソリッドステイトサヴァイヴァーだった。10歳だ。あの頃の尖ったような感じはないが、これは紛れもなくライディーンである。
まさかこんな不意にYMOの新曲が聴けるとは思っていなかったが、そこには何かピリオドのようなものを感じえてならない。
YMOら幾多のアーティストが旗手となって広まったテクノポップは、やがて時代の必然となって全世界へ浸透していった。
私も、初めて聴いたあの日から、この曲のフレーズはずっと体のどこかで響いている。
しかし新録されたこの曲は、そんな我々にお別れを言っているような気がしてならない。
ずっと聴いていてくれてありがとう。もう僕らができることは何もない。今度は君たちが僕らに見せてくれる番だ、と。
聴けば聴くほど、そう思う。

邦画が洋画を抜いたそうな

興行収入において、21年ぶりに邦画が洋画を抜いたそうだ。
斜陽と呼ばれて久しい映画業界にとって喜ばしいニュースには違いないが、手放しで喜んでばかりもいられない。
ハリウッドが慢性的なコンテンツ不足に陥っていることは、数年前から顕著であった。
ヒット作のシリーズ化はもとより、日本やアジアでヒットした映画のリメイクなど、膨大な製作費をペイできないことを恐れて、皮算用を確実にするためになりふり構わぬ態度をとってきた。
幸い、まだ日本にはクリエイティビティなスタッフが揃っているので、ハリウッドの二の舞にはならないだろう。
しかし、昨今制作されている映画は、スケールの小さいものが多く、芸術的な作品も皆無である。つまり、テレビの延長のような映画が多すぎるのだ。
1800円も払って、テレビの延長のような映画を観るつもりはない。
興行収入が増えたからといって、日本映画が面白くなっているかと言えば、NOだ。調子に乗ってあぐらを決め込んでしまえば、またつまらない時代に逆戻りだ。
結局去年は1本しか観なかった。今年はもう少しは増えそうだが、そろそろ作る側に回る頃なのだろうか。

ああリファラスパム

とうとうhtaccessの禁止ワードが限界を超えてしまった。
新たなスパム対策プラグインを導入するも、どうもうまく動いていない。
最近は、英文のみのトラバやコメントを弾くことを知ってか、本文に適当にコピペした日本語を入れてくる奴が出てきた。こうなるともうお手上げだ。
海外アクセスを全て防ぐ、なんてことはインターネットの世界においてはアナクロも甚だしいだろう。
日本語で書かれたブログでも翻訳サイトで訳して読む人もいるし、現に翻訳サイトからのリファラも確認している。
リファラをなくしてしまえば話は早いが、それではスパマーに負けを認めたことになるではないか。
ウインドウズとウイルス、ブログとスパム。いたちごっこは22世紀になっても続くのだろう。

今年は北北西

バレンタインがチョコレート業界の仕業なら、恵方巻きは寿司屋の策略である。と言いたいが、実はセブンイレブンが先駆けらしい。
うちもこんなしきたりはなかったが、最近は食べるようになった。
節分は、おじいの命日でもある。立春寒波がやってくると、一番寒いときにおじいも死んだなと思い出す。
暖冬の今年はどうやら冬も店じまいらしいが、毎度毎度何かが起こる二月、なんとか乗り切って行きたい。風邪も治ってきたし。

一応向いてる北北西w
070204

テレ朝時代劇枠消滅

実にショッキングなニュースだ。これで民放から時代劇のレギュラー放送枠が消える。とんでもないことだ。
期末期首などの特番枠での制作は続けるそうだが、太秦の火が消えることになりかねない事態だ。
コンテンツはもっとバランスをとり、各局横並びにならない編成が必要だと思うのだが。
もうそろそろ、視聴率の計測方法を見直すべきなのではないだろうか。
テレビ番組は旧態依然とした視聴率に未だ左右され、スポンサーも制作もそのだらだらとした無限軌道に乗っかっている。
先日のあるある大辞典の捏造問題も、諸悪の根源は視聴率なのである。
もっとインフラが整えば、地上波テレビ局以外でのコンテンツが増え、長年私が夢見ていたテレビの消滅する日が来るのだが。

携帯使ってるぞ

それほど頻繁に使っているつもりはないが、パケ代は基本料ぎりぎりである。
通信を使うゲームなんかしたひにゃどんだけ使うんだろうか。ちょっと怖いので、落としきりのゲームアプリなんかをDLしたりしている。
ほとんどがパズルなので、ビシージの暇つぶしとか、寝入りばなのちょっとした時間にやるとおもしろい。
こうなると、通話料が相当あり余っている。これをパケ代に回すことができればいいのに。
3ヶ月ほど経ったが、あると便利と思うにせよ、なくてもいいなという気持ちには変わりはない。

今年のカゼはしつこい

ガラゴックで扁桃腺の違和感はなくなったが、今度は鼻と喉にきた。
ショッキングイエローの鼻水が出る。咳も出てきた。微熱もある。特に横になると咳が出てくる。
対症療法で対処してない症状が残ったようだ。
食欲が健康なときと変わらないので、このまま経過を看ても大丈夫だろう。ほんとにひどいときは食欲がなくなる。
しばらく寒くなるらしいので、みなさんも気をつけてね。