長野冬季五輪で日の丸飛行隊が大活躍して、ヨーロッパ人がこれではいかんとジャンプのルールを自分たちに有利に改正してから、私はあまりウインタースポーツに興味がなくなった。
原田の失格騒動も、彼に責任があるにせよ、大本はあの下らないルールである。
そういえば、フィギュアの採点にも八百長があった。それを受けて採点ルールを見直した結果、安藤美姫がとばっちりを食らった。得意の四回転ジャンプでは高得点が得られなくなったのだ。
フィギュアは仕方ないとして、ジャンプのような理不尽なルール改正はざらにある。世界が舞台のイベントとなれば、日本はいつまで経っても極東の島国である。
アメリカには肉でなめられ、ヨーロッパにはスポーツでなめられ、こうなりゃ軍備増強で世界征服だ、という声が出てきても仕方ないだろう。結局は力のあるものの意見が通るのだから。
とりあえず、がんばれニッポン。戦えJAPAN。