今年もいよいよ最終戦、コンストラクターズタイトルが決まる。予選はルノー1-2、シュー兄はミナルディに追突されて大破、Tカーでピットスタートである。そんな年なのさ、マイケル。
アロンソのロケットスタートにフィジケラが後続を抑える。琢磨もジャンプスタートだったがフライングと判定されてペナルティ。最後までケチがついてしまった。
フィジケラのバックアップでマージンを築いていたアロンソだが、謎のセーフティカーで帳消しに。シュー兄までも謎のコースアウト。無敵サイボーグもここまで落ちるとは。
リスタート後ほどなくカーティケヤンがクラッシュ、またセーフティカー。リスタート後、今度は琢磨がトラブルでスローダウン。今シーズンを終えた。
コンストラクタータイトルは、モントーヤがリタイヤ、全てのピットを終えた残り10周段階で、アロンソ、ライコネン、フィジケラ。しかしフィジケラにペナルティ。アロンソとライコネンの一騎討ちとなった。
猛追するライコネンだがアロンソもペースアップ、そのままフィニッシュ。ルノーがコンストラクターズタイトルを決めた。
来シーズン、いよいよ全車V8エンジン投入である。実に面白くない。結局V8エンジンの開発で金がかかるわけだ。
それが証拠に、来期は自動車メーカーの戦いが如実になる。フェラーリ、ルノー、トヨタ、BMW、そしてホンダ。地道に活動を続けてきたプライベーターは、いずれ完全に排除されるだろう。
それが世界最高峰たるF1だと言えば、それまでなのだが。