ジャガーが初めて世に送り出したスーパーカーである。
タミヤがキット化、シュアな作りである。と写真をしげしげと見ていると、ホイールの部分が実車と違ったので手を入れた覚えがある。
パール系のフレンチブルーで塗装。コンパウンドは少し抑え目に。特に意味はないが。
月: 2005年8月
郵政民営化法案否決
小泉首相が就任当初から郵政三事業民営化とともに言い続けていた言葉がある。自民党をぶっ潰す、だ。
法案は否決されたが、今度の選挙で恐らく自民党は潰れるだろう。つまり、小泉首相の思惑通りに、ある意味事は運んでいる。
私の認識として、郵政三事業を民営化することにより、景気に新しい風を吹き込むということを聞いた。反対派の意見としては、現在の郵便網の維持が困難になるということを聞いた。
しかし、反対派はいわゆる郵政族議員と呼ばれている人達であり、つまり郵政民営化により飯が食えなくなることで反対していると、私は認識している。
反対派は、一見すると国民への影響を危惧して反対しているように見えるが、実のところはそういうことである。
日本の政治は、今回の一件で後退を選択しようとしている。
改革を恐れ、既存秩序の崩壊を恐れ、己の懐が小さくなるのを恐れ、参議院はこの法案を否決した。
永田町のルールを無視し、傍若無人な采配を振りかざす小泉首相より、日本の政治を後退させようとしている連中に、私は憤りを覚える。
さあ、投票だ。汝の意思を示せ。
ミヤマクワガタを飼う
妹夫婦が山から獲ってきて、おにいこれやるわ、とつがいで持ってきた。せっかくなので飼うことにした。
せっかくなので、とはいうものの、クワガタ一匹飼うのはかなり大変である。クワガタに限らず、生き物を飼うと言うことは大変なことなのだよ、そこのおぼっちゃんお父さん方。
まずケージ。30cmx20cmx20cmくらいのを選ぶ。クワガタ二匹には大き過ぎるとも思えるだろうが、産卵を考えるとこれでも小さいくらいだ。
くぬぎマットを10cm近く入れ、中に充分湿らせた朽木を埋める。クワガタの幼虫は朽木の中で成長する。くぬぎマットも充分湿らせる。
餌の土台となる木と、餌は昆虫ゼリー。スイカやキュウリは下痢を起こすそうだ。くぬぎマットの保湿に昆虫ウォーターなるものを買う。
しめて1400円なり。
カブトムシは飼ったことがあるが、クワガタはなかったりする。卵を産んでからが大変だ。
井上マー
昨年のR-1で惜しくもほっしゃん。にグランプリを奪われた。尾崎豊のものまねでネタをやる。個人的には好きだが、間口の狭さは長州小力並みだ。
ネタも量産が難しいと思う。オチの文言を尾崎風に持ってこなければならないので、必然的に選択の幅が狭まる。
尾崎豊も、どのくらいの世代で通用するか疑問だ。今のティーンはもう知らないだろう。
否定的なことばかり書いたが、好きなのでがんばってほしい。
男女7人夏物語
携帯はおろか、ポケベルすらなかった時代のテレビドラマである。放送されてからもう20年近くになる。そして20年近く経ってもなお、人気の高いテレビドラマである。
連続ドラマとしては初主演となった明石家さんま、後に伴侶となる大竹しのぶを中心に、奥田瑛二、片岡鶴太郎、池上季美子、賀来千香子、小川みどりが出演している。
日本屈指の名脚本家・鎌田敏夫が描く7人の恋物語は、決してドロドロせず、20代後半から30代にかけての大人の恋をさらっと描き切る。
キャラクターの書き分けが実に明瞭で、教科書としても充分通用する見事な脚本である。
お笑い芸人が主演を張るドラマは今ではそう珍しくないが、芸人がただお笑いだけやっているのではないということを世間に知らしめた。
橋や川を恋愛のメタファーとして引用し、生活感のある東京像は地方の視聴者にもわかりやすかった。ただ、さすがの鎌田脚本をもってしてもキャラクターを一度に転がすのは6人が限界だろう。小川みどりの持て余し方がそれを示唆している。
久々にこのドラマを観て思ったが、携帯は我々の生活をかなりのレベルで激変させてくれた。携帯時代の今、こんなテレビドラマはたぶん作れないだろう。もちろん、今でも優れたテレビドラマは作れるが、携帯時代を過ごした人間に、それは任せるとしよう。
2005 Donruss Elite
ドンラスの高級ブランドだったが、近年もっと高級なブランドが出てしまい、価格帯としては中程度になってしまった。しかし、依然として根強い人気を保っている。シルバーの箔押し加工がきれいなカードである。
私もこのエリートは印象がよく、2パック連続で50シリオートを引いた経験がある。
Aspirationsやstatusといったダイカットパラレルや、Passing the Touchなどのインサートも健在である。
STS-114 Gap Filler Removal Work
現在、ISSとドッキングしてミッションを遂行中のSTS-114ディスカバリーだが、打ち上げ直後に様々な問題が持ち上がった。
再発した耐熱材剥離、耐熱タイルの損傷、NASAは今までにないくらい慎重で、自分達の間違いを認めるまでにその威信はすっかり失せてしまった。
中でも、耐熱材の隙間からはみ出ている接合材については、大気圏突入に支障を来たす恐れがあるとして、シャトル運用史上初の船外修復を行うこととなった。
ISSのロボットアームに乗ったロビンソン宇宙飛行士が、ゆっくりとシャトルに近づく。野口さんはサポート役で作業を見守る。作業部位が通信の届かないところにあるためで、野口さんはロボットアームの操作手とロビンソン飛行士の中継役となる。
シャトル先端の耐熱タイルに覆われた黒い部分にアームが近づく。ロビンソン飛行士のヘルメットカメラ越しにはみ出た接合材が見えた。
引き抜けなければノコギリで切断しなければならず、もし作業が失敗した場合、シャトルの帰還に影響することは避けられない。
ロビンソン飛行士が、耐熱タイルの隙間から飛び出ている接合材を摘む。それは呆気なくするっと抜けた。こうして、初の船外修理は完了した。
何がすごいかって、この作業をPCの前でせんべい食いながらライブで見ることができたということか。