2007 UD Masterpieces

UDではあまり見かけないギャラリーカードだ。
カンバス風の仕上げで手触りがいい。金箔押しのロゴとネームも高級感を演出している。
ダミーカードが久しぶりに入っていた。ちっ、てな感じである。
10種以上のパラがあるが、チャベスくんはレギュラーカードのラインナップになかった。ほっ。メモラはあるようだ。
071106

事故

久しぶりにオムライスを食って、地下街から国道沿いに出た。
行く手にパトライトが見える。また左翼がデモ行進でもしているのかうっとうしい。
夏のスーツはさすがに寒いなと歩いていると、パトライトは救急車のものだった。事故らしい。
信号待ちの人々の視線が一点に集中している。
絶え間なく行き交う車の間から、横たわる人影が見えた。一人ではない。二人いる。ヘルメット姿の男性と、ホステスらしい茶髪の女性。
全く動かない。
側壁にはバイクが立てかけてある。恐らく二人乗りしていたのだろう。事故相手らしい乗用車はフロントバンパーがなくなっている。
事故の状況はわからないが、倒れている二人は全く微動だにしない。救急隊員に慌てている様子もない。
私は少しだけ緩めた歩調を元に戻し、逃げるようにその場を後にした。
しばらくして、背中越しにサイレンが通り過ぎていった。
ドーナツでも買って帰るか。

自民と民主が連立?

ニュース速報を見たとき、私は思わず笑ってしまった。マジで?ってな感じである。
それも民主からではなく、自民から持ちかけたというではないか。
そんな政府を国民が納得するとでも思っているのだろうか。もし仮に大連立を組むことがあったら、私は迷うことなく共産党に票を投じる。
やはり年内解散、総選挙ということになるのだろうか。
小泉政権のときと比べると、政治のやる気が全く見えない。やる気で言えば、まだ安倍政権のほうが活気があったように思う。
小難しい理屈より、ついてこい!の一言が必要なときもある。
福田首相はどうもそういうタイプではないようだ。自民もいよいよか。

犯さん哉

今年最後の観劇となる。思えば二月に一度のペースで舞台を観ていることになる。映画と違い、やはり生ものの舞台はいい。
神戸を追い出されてから、仕事場が梅田になって、シアタードラマシティも近い。なんかやーな感じだが、これはこれで土日や下手すりゃマチネーも観に行けることになる。モノは考えようだ。
吉野家で久しぶりの鍋を食らって劇場へ。
古田新太さんは、大学の先輩である。もちろんお会いしたことは一度もないが、私が住んでいた学生寮の部屋の壁に、”古田新太ここにあり”という落書きがあったのだ。
以来、テレビなどで拝見はしていたが、舞台は初めてである。
さて、ケラさんと古田さんでどう動くのか。客演も座長クラスなので楽しみだ。4列目、左は通路、右は空席。史上最高のコンディションである。
中央に出演者8人のイラスト。幕が開くと同じように並んで顔をつくっている。全員揃ってのオープニング。色とりどりの学ランで並ぶ。
全三部構成、休憩なし、中央に回り舞台、上手に階段と高台、PJ投影は中央と高台。
人類滅亡をなんとなく夢見ている古田少年の半生記、といったところか。結局第一部通じて古田さんはパンツ一丁であった。
大倉さんの壊れ具合にハマる。ボケるのではなく、壊れるのだ。
それにしても中越さんは細い。割り箸のようだ。細いし声もいい。しかもかわいい。
犬山さんのおばちゃんはほとんど時効警察のそれである。また来年もやるのかな。
姜くんも見事なガーター姿を披露。クセにならなければいいが。客席にちらほら見えるおばさまはもしかして姜くん目当てか。
そろそろ疲れてくる3部目でテンポが上がる。終演間近、古田さん以外のみんなが突然客席へ。しかも二回。私の真横をどたどたと走りすぎる。おおっ。いじられたお客さんもいたみたいで、20列目辺りは危険だ。
カーテンコールは4回。古田さん、宝塚風に涙を拭い去る。
東京公演では、ナンセンスな内容に賛否が分かれているらしい。東京の客は、ケラ+古田新太に何を期待したのだろうか。人が多過ぎて、いろんなものが飽和しているに違いない。劇中の夢ではないが、適当に間引いたほうがいいのかもしれない。
まさか、ナンセンスが理解できないくらい、世間は真っ当になってしまったとでも言うのか。
まあ確かに、あのラストは人によっては、だが。
来年はナイロン本公演から、少しずつ触手を広げてみたいと思う。
で、ケラさん、シティボーイズやらへん?
Nov.1,2007 大阪:シアタードラマシティ

portable rock「QT+1」

アナログ盤でしかも+1じゃないレアなほうを持っているので、CDはトンと忘れていた。
芝居の開場待ちであったら買おうかなと思って中古CD屋をはしごしたら見つけてしまった。こないだのエファメラと同じ店だ。
これでポータブルロックが世に残した3枚のアルバムが揃ったわけだが、こうしてもう一度聴いてみると、やはり古い順にその進化というか、変化具合がよくわかる。
ふわっとしたアナログ感たっぷりの「ビギニングス」、ガッチリテクノガールポップの「ダンス・ボランティア」、この「QT+1」は、見事にその中間に位置している。
事実、初期音源である「ビギニングス」から二曲が、アレンジはもちろん異なるがフィーチャーされており、聴き比べるとその違いがよくわかる。
ライナーに書いてあったが、ポータブルロックは解散していない。活動休止状態にあるらしい。ピチカートファイヴへの貸し出しも終わったことだし、ここらで復活というのはナシだろうか。
しかしこのジャケ写、初めて見たが、フェアチャでこんなんなかったっけ、戸田さん。

防衛省とガンダム

防衛省に技術研究本部というセクションがある。技本と呼ばれて、自衛隊の装備品を研究開発している。
今月行われるシンポジウムの中に、「ガンダムの実現に向けて」という表題の展示セッションがあることがわかった。
いよいよ防衛省もロボット開発に本腰を入れ始めたか、というわけではない。
その表題の後には括弧付けで(先進個人装備システム)とある。つまり、既に米軍などで導入されているランドウォーリアシステムを独自に研究しているということだ。
情報端末を歩兵に装備させてコンピュータによる射撃管制を行ったり、自軍や敵位置の情報を偵察機から直接提供を受けたりと、ロボットには程遠いが、歩兵の高度情報化を目指すものだ。
そして驚くべきことに、技本では実際にガンダムという言葉でその歩兵システムを表しているらしい。
もしかすると、戦車より機動性のいい陸上兵器や、二本足ロボットに及ばないまでも、多脚戦車くらいは考えているのかもしれない。
このシンポジウムは公開されているので、興味のある方は行ってみてはいかがだろうか。ガンダムは展示してないが。

iTunesダウンロード10月分

1986オメガトライブ / 君は1000%
ググってみてびっくりしたのだが、このオメガトライブというのはプロジェクトだったのだ。ひえー知らなかった。林哲司さんじゃないがめちゃめちゃそれっぽい。

ロング・バージョン / 稲垣潤一
いやー懐かしい。高校時代くらいの曲である。記憶が確かなら、PVにデビューしたての高木美保が出ていた。こんな大人の恋ができるかなと思っていたが、(ry

愛はバラード / 広瀬香美
こういうスローな曲はごまかしが効かない。故に、バラードを聴かせるヴォーカリストは本物である。たまには真面目なコメントを。