M-1グランプリ2010

・カナリア
パターンの繰り返しによるダレが目立った。どっかにヤマがないと厳しい。
・ジャルジャル
らしさは出たが、やはり安定感に欠ける。コント職人のほうがいいかも。
・スリムクラブ
独特の空気感は素晴らしいものがある。それをうまく笑いにつなげている。
・銀シャリ
古臭い漫才でいいじゃないか。それを突き通せ。
・ナイツ
抜群の安定感。しかし、爆発力に欠けるところは否めない。
・笑い飯
鳥人並みによかった。9年もこの力を維持しているのはすごい。
・ハライチ
面白いんだが、もう一度見たいとは思えない。
・ピース
期待値が大きかった。もうちょっと面白いと思ったのだが。
・パンクブーブー
このネタはよくできているし面白い。前王者の面目躍如だろう。

ファイナル
パンクブーブーの失速は、吉本のチームオーダーと揶揄されてもおかしくない。
おかげで、スリムクラブと笑い飯の一騎打ちとなった。
スリムクラブは、初見の有利さもあって堅実に笑いを取った。どっちが受けたかといえば、僅差でスリムクラブだろう。笑い飯は明らかに少し失速していた。
今日一番面白いコンビは確かにスリムクラブだったかもしれない。
だが、最後のM-1王者の冠を戴くのに相応しいのはと考えたとき、それはやはり笑い飯だと思う。
M-1によって見出され、M-1によって育てられた笑い飯。彼らこそ、最後の王者に相応しい。
おめでとう。面白かった。

センダンの木

センダンの木
下鴨の疎水沿いを歩いていて、ふと見上げると大きなセンダンの木があって、実がたくさん成っていた。
小学生の頃、学校にこの木があって、落ちている実から種を取り出し、それを地面に擦ってハンコを作っていた。
けっこうぬるっとしているので、自分の爪までがりがり擦ったりしながら、なぜか一生懸命作っていたのを憶えている。
寒くなるとついつい昔を思い出す今日この頃なのだ。

M-1 2010 みかつう的下馬評

まさか今年が最後になるとは。まあ、芸人ブームもとっくに終わってるし、来年のメンツを考えるとそれもいいかもしれない。

決勝進出者(ネタ順)
カナリア (よしもとクリエイティブ・エージェンシー)
ジャルジャル (よしもとクリエイティブ・エージェンシー)
スリムクラブ (よしもとクリエイティブ・エージェンシー)
銀シャリ (よしもとクリエイティブ・エージェンシー)
ナイツ (マセキ芸能社)
笑い飯 (よしもとクリエイティブ・エージェンシー)
ハライチ (ワタナベエンターテインメント)
ピース (よしもとクリエイティブ・エージェンシー)
敗者復活組

上り調子のピースは怖い存在だ。ハライチも調子を落とさずに残ってきた。
実力のあるナイツ、ジャルジャル、大阪では堅実な銀シャリ(人気はないが)。
カナリアや、初めて聞いたスリムクラブも侮れない。
敗者復活はモンスターエンジンを希望する。頼むから靴屋ネタやってくれ。
もう今年で最後だから、優勝は笑い飯でいいんじゃないかと思う。例え面白くなくても。
この10年、ずっと面白い漫才コンビなどそういない。
M-1を獲っても、漫才を忘れて他の仕事をしているコンビばかりだ。
確かにM-1は、面白い漫才コンビを決める番組だったが、それは却って優勝者から漫才を奪ってしまうことになっていたのだ。
中川家、ますだおかだ、フットボールアワー、アンタッチャブル、ブラックマヨネーズ、チュートリアル、サンドウィッチマン、NONSTYLE、パンクブーブー、彼らの漫才を最近見たのはいつだろう。いや、最後に見たのはいつだろう。
年末のお祭り騒ぎがなくなるのは寂しいが、来年、また違った形で何かあるに違いない。
紅白の漫才版、とかいうのもいいかもしれない。
決勝は26日。

tweetdeckを入れてみた

ツイッターのTLでそれっぽいのが流れていたので、前からなんかアプリみたいなものは使ってみたかった。
ただ、英語版しかないというので敷居は高そうだった。だが探したら日本語版もちゃんとあったので、入れてみた。
英語であろうが日本語であろうが、使い方はややわかりにくい。
ここのサイトがわかりやすかったので、参考にしながら設定してみる。
ツイッターの複数アカウントを同時に扱えるのは魅力だ。ブラウザではどうしても一度ログアウトしなければならないが、その煩雑さとはもうおさらばだ。
使用メモリは100Mオーバーだが、常駐でも今のところ問題はない。
新しいツイートがあれば、小窓で知らせてくれるし、必要のないときはタスクトレイにしまえる。
これからは気軽にツイートできるが、あまり過激な発言ができなくなりそうな気もする。

地デジ化一年

早いもので、我が家が地デジ化して一年が過ぎた。
総務省主導ってのがどうにも気に入らなかったが、それなりに楽しめている。
しかし、この地デジ化の影響で、とうとう仕事がなくなりそうなのだ。
私は、仕事の一つとして、ブライダルビデオのカメラオペレーターというのをやっている。
ホテルのチャペルなどに取り付けられたリモコンカメラを操作して、挙式ビデオを撮っているのだが、地デジ化で割を食っているのだ。
家庭ではどんどん地デジ化が進んでいるものの、そのリモコンカメラは従来のカメラのままだ。
すると、どんどんハイビジョン商品が増えてきて、私の出番がどんどん減っているのだ。
どうも私の雇い主はカメラを替えるつもりがないというか、そういう素振りが全くない。まあテレビを買い換えるような値段でできないのは百も承知だが、にしてももうそろそろ対応してくれてもよさそうなものだ。
ブログでプライベートな愚痴は書くまいと思ってたが、ネタもないしw