BSで天気予報

今年の夏はゲリラ豪雨が多い。
ヒートアイランド現象を伴って都市部で急激に発達した積乱雲が、短時間に大量の雨を降らす。
雨雲の発達が急なので、ウェブで提供されているレーダーやアメダスで捉えきれない。
こんなことがあった。
夕方、高校野球をBSデジタルで見ていると、急にノイズが走り出し、停波してしまった。
窓の外は眩しい日差しで、雨は降っていない。アンテナでも壊れたかと思っていると、しばらくしてざーっと雨が降ってきた。
後でレーダーを見てみると、わずか十分間の間に発生した雨雲だった。
雨が降ると視聴できないBSデジタルだが、ちょっとだけ役に立っている。

近畿豪雨

近畿が集中豪雨の標的になるのは珍しい。梅雨末期のいわゆる湿舌により、九州や四国ではよく大雨が降る。
今回は復活した元梅雨前線の影響で、その梅雨末期と同じような状況になった。
京都市内は昼前から雲行きが怪しくなり、昼過ぎから10ミリを超える雨が降り始め、雷も二時間近く鳴り続けた。
神戸や大阪でも30ミリを超える激しい雨が降り、神戸では急激に増水した河川に流された四人が亡くなった。
この時期、海や川で遊ぶことが多いと思う。特に川では、大雨で急激に水位が上がることがある。
雨が降ったら川から離れて高台に上がることは言うまでもなく、降らなくても上流に雨雲があったら川の水位に充分気をつけよう。

連日猛暑日

最高気温こそ多治見にもっていかれているが、このクソ暑さは敵うまい。いやいや、そんなもん自慢してどうする。
フェーン現象で日本海側の気温が高くなるときがあるが、あれは山を越えてきた乾いた風である。京都には湿った南風が吹きだまるので、その蒸し暑さはぱねえ、って感じだ。
おまけに部屋は朝陽があたるので、暑さで目が覚める。
明日も36度だってよ。

暑いねえ

梅雨明け状態が続いている。前線は消えてしまったが、太平洋高気圧の張り出しがない。
梅雨明けの条件は、前線が北上ないしは消滅し、太平洋高気圧に覆われるということなので、その条件に照らし合わせれば、まだ梅雨は明けてない。
しかし、夏のように暑いのは確かだ。
世の中、いちゃもんをつける輩があまりに多いので、気象庁までが及び腰になってしまった。
昔のように、梅雨明け宣言にしたほうが、経済が潤うというのに。
雨が降ったら降ったで文句を言い、晴れが続いたら暑いと文句を言い、兎角この世はバカばっか。
しばらくは不意の雨にご注意を。

半夏生

気候というのは農作の目安について語られたものが多く、半夏生は二十四節気ではまだまだ大き過ぎるということで、更に細分化された七十二節気の雑節の一つである。
夏至から数えて11日目、田植えはこの頃までには終えたほうがいいらしい。
関西ではタコを食べる風習がある。我が家はあまり関係ないようだが。
もうすぐ梅雨が明けようというところだが、今年はいつもより涼しい感じがする。
クーラーもそれほどかけてないし、昼間でも扇風機で充分な日が多い。
かといって、冷夏かというとそうでもない。たぶん暑いのは暑いのだろう。
涼しいせいかどうかはわからないが、この時期に大腸炎ウイルス系が流行している。ノロウイルスやロタウイルスだ。妹一家も子供が全員罹患した。
京都も祇園祭が始まり、いよいよ夏本番だ。偽装してないウナギでも食べて、精力をつけよう。一色フーズなんとなく憶えてるよw

平成20年岩手・宮城内陸地震

6月14日午前8時43分ごろ、岩手県南部の内陸を震源としたM7.2の地震が発生。最大で震度6強を観測した。
人口密集地域ではないため、人的被害は甚大にはならなかったが、多数のがけ崩れ山崩れが発生、道路も寸断箇所が多く見られた。
被災された方々にはお見舞い申し上げるとともに、今後の余震には充分注意していただきたい。
出かける直前に発生したため、出先でワンセグを見ていたが、一番信頼しているNHKの報道体制にやや疑問を持った。
映像に文字情報が全くなかったのだ。仕事場なので音を出すわけにはいかない。確かに、現地の映像は見られるが、その以外の情報は得られない。
民放はロールスーパーで交通情報などを出していたが、NHKは全くなかった。
例えば、被災先でテレビを見る場合、もしかするとスピーカーが壊れたりしている場合もある。字幕とはいかないまでも、もっと文字情報を充実させてはどうだろうか。充実もなにも、文字情報は一切なかったのだから。