Firefox11とキャッシュ

年末にはバージョンが3桁に届きそうなFirefoxだが、バージョン11でちょっと困ったことが起きた。
起動と終了が格段に速くなったのは嬉しいが、終了時に消去していたキャッシュがどうも消えてない。
私はキャッシュを別ドライブに作成するように設定しているので、ブラウザ終了時には外付けドライブをガリガリやりながら終了するのだがそれがない。
バージョン11で、オプションからキャッシュを消去できるようになった影響だろうが、いちいちメニューを開いてというのはめんどくさい。
まず、キャッシュを保存するように設定を直さないといけない。
これは、オプションのプライバシー設定で、履歴の消去設定からキャッシュを外す。
そうすると、ちゃんと別ドライブに保存するようになった。
しかしこれでは終了時の自動消去ができない。
いろいろアドオンを見てみたが、自動消去は諦めざるを得ないようだ。
とはいえ、メニューからキャッシュを消去するのはめんどい。
そこで、Cache Statusというアドオンを入れてみた。
これは、メモリーキャッシュとディスクキャッシュの容量をステータスバーに表示してくれるもので、右クリメニューから消去もできるのだ。
自動消去まではいかないが(以前は対応していたようだがバグがあったらしい)、これで幾分楽になった。
当分これでいくか。どうせまたバージョンアップするだろうし。

スペースボーナスその後

今日のはインターネットの話。
スペースボーナスに広告提携を依頼したのは先日のこと、一応3サイト承認されたがその額はスズメの涙だ。
早速広告コードを貼り付けて報告したが、一週間後思わぬ返事が返ってきた。
広告コードが確認できないというのだ。
何をぬかしとんねん、ちゃんと貼ったわいもっかい見てみぃ、と息巻こうと思ったら、本当に確認できない。
というのは、サイト管理人としてログインしている間はちゃんと表示されているが、ログアウトすると見えないのだ。
こんなことがあるのだろうか。
フォーラムにも投稿したが解決策が見えない。
HTMLのタグがコンフリクトでも起こしているのだろうかと、ダミーでもう一つテキストウィジェットを追加してみた。
ログインしている間は見えている。しかしログアウトすると、そのダミーで入れたほうも見えない。
あ、これってもしかすると、キャッシュか?
うちはWPSuperCacheというプラグインを入れている。
訪問者にはキャッシュされたページを見せることで、アクセスを速くするというものだ。
実は、設定で管理人はそのキャッシュページではなく、リアルタイムで更新されたページを閲覧するようにしている。でないと、記事を書いたときに確認できない。
原因はこれだ。
キャッシュを同期して更新させると、無事見えるようになった。
一時はどうなることかと思ったが、これでなんとか承認されるだろう。
あまり恩恵があるかどうかわからないプラグインなので、外してもいいのだが。

はなこさん、出番です

今年もはなこさんにお世話になる季節がやってきた。
正式名称は、環境省花粉観測システム。
花粉の飛散状況がほぼリアルタイムで観測されている。
今日の様子を見てみると、京都はそうでもないが大阪はけっこう飛んでいる。
私もまだマスクを付けずに外出しているが、大した量がまだ飛んでないので大丈夫なのだろう。
花粉は一度飛び出すと、寒くなっても晴れて風があればどんどん飛んでいく。
雨の翌日の風の強い日には要注意だ。
京都なんかは北に杉山がたくさんあるので(北山杉ね)、北風の吹く日は最悪だろう。
しかしどうも私はヒノキのような気がせんでもないなあ。

http://kafun.taiki.go.jp/index.aspx

タイムスリップ気分

昨日の続きで古地図を全力で閲覧している。
私の住んでいるところは、比較的昔から賑やかだったところで、江戸時代初期ぐらいにはもう家が建て並んでいたようだ。
京都は古くからの都だが、栄えていたのは中心部だけで、他は割と最近まで田畑が広がっていた。
開発が始まったのは戦後からだろう。
主だった通りも昔はまったくなく、道路よりむしろ市電の発達が顕著だった。
車社会に移行するにつれて、道路も拡張され、辺縁へ広がっていった。
そんな中で、埋め立てられ、地下に追いやられた川の遺構を探す。
京都きょろきょろ近々再開予定。

古地図データベース

何気なしに古い地図が見たいと検索をかけたら、いいのが見つかった。
古地図は意外と高く、古いものなら数千円程度もするのがある。
昔の川や橋を調べたくて、ずっと探していたのだ。
これで天満堀川に架かっていた橋や、暗渠化される前の太田川がわかるぞ。

http://www.nichibun.ac.jp/

ハッキングその後

友人から連絡があって、サーバー会社の回答は、.htaccessファイルが改竄されて、変なPHPファイルが追加され、悪意のあるサイトへリダイレクトされているとか。
ワードプレスを使用しているサイトでは、プラグインの脆弱性をついて.htaccessの改竄が行われるケースがあるらしい。
いろいろ調べていくと、どうもテーマが怪しい。
デフォルトで入っているテーマを削除せずにそのまま放置していて、そこのディレクトリに改竄が見られた。他のテーマにはなかったのだ。
.htaccessを上書き(削除しても復活する)、怪しいファイルを削除、全ディレクトリをチェックして異常な点を確認。
なんとかサイトは通常に戻った。
ワードプレスを提供しているようなレンタルサーバー会社なんかでは、低いバージョンのphpmyadminが攻撃されてしまうという危険性もあるらしい。
その友人が借りているphpmyadminのバージョンは、最新が3.4.9なのに対して、まだ2台だった。もしかするとその辺にも原因があるかもしれない。
うちは大丈夫だったので安心だが。
もし再攻撃されるようなら、phpmyadminを疑って然るべきだろう。
そのためにも、ワードプレスやプラグインのバージョンを最新にしておくことが必要だ。

今そこにある危機

ウェブサイトの制作を手伝っている友人から電話があった。
「サイトのリンクがおかしい」
早速見てみると、サイトにあるカテゴリーやアーカイブのリンクが正常に動作せず、別のURLにリダイレクトしていた。
私はそこで既に何が起こったかほぼ確信していたが、まさかという思いのほうが強かった。
しかし何度か調べているうちに、それは現実のものとなった。
サイトがハッキングされたのだ。
そのウェブサイトは、とあるレンタルサーバー会社から提供されているもので、ワードプレスで運営している。
その友人はMACユーザーなので、ウイルスに感染して情報が漏れたとは考えにくい。
私も管理権を持っていてWINユーザーだが、私が感染しているなら私のサイトのほうが危ないはずだ。
加えて、二人ともここ一ヶ月以上、記事以外のサイトの更新はしていない。
今日は祝日なので、サーバー会社は休みだ。もちろん大至急で問い合わせ中だが、詳細は明日になってみないとわからない。
どんなOSを使っていようと、ウイルスに対する危険性は等しく同じである。
殊にMACユーザーは、その危険が身近にないだけに、ウイルスやセキュリティに対する関心が薄れがちだ。
コンピュータウイルスも、実際のウイルスも、常に身の回りに漂っているものだと、改めて心に留めておくべきである。