ルノー・ウインド

renault_wind
無免許な車好きでも、車を欲しいと思うことはある。
これがそうだ。
トゥインゴベースだが、ただ切った貼ったしたモディファイではない。
コンパクトオープンとして完璧に作り上げられているのだ。
一昔前なら、こういう類の車は並行輸入しか手に入れられなかったが、最近の国内代理店はこういうのをどんどん正規で売ってくれる。
もちろん買えないし免許もないので、1/24で我慢するのであった。

http://www.renaultwind.jp/

自動車メーカー相関図2011 ドイツ編

自動車メーカー相関図2011 ドイツ編
やはりドイツは依然として別格だ。先の大戦の敗戦国が、こぞって自動車業界に君臨しているのは、何の皮肉なのだろうか。
ポルシェが近々VWグループに吸収されるという話があるので、ドイツもビッグ3時代に突入しそうだ。

・BMW
経営的には安泰だが、やはりローバーを潰した責任は大きいと言わざるを得ない。
ミニもロールスも元気だ。個人的にはアルピナの名前があまり聞こえてこないのが残念である。

・VW
ダイムラーを抑えて今やドイツの巨人だ。
ちょっとややこしい地図の配置だが、VWグループは、大きなラインとしてVWとアウディがあって、それぞれに傘下のブランドがある。
アウディ傘下はランボルギーニ、VW直轄の傘下にはベントレー、ブガッティ、セアト、シュコダがある。いずれそこにポルシェが加わるだろう。
みんな高級車ばかりで大丈夫だろうか(笑

・ダイムラー
メルセデスベンツというのは、ダイムラー傘下のブランドであることを理解している人はそんなに多くないと思う。
AMG、マイバッハ、スマートと、いずれも純潔なベンツブランドだ。あ、AMGないな。

・ポルシェ
一時期、VWを買収?という激しい買収合戦を繰り広げていたポルシェ。身の程をわきまえたのか、VW傘下に収まることがほぼ決定している。

自動車メーカー相関図2011 ヨーロッパ編

自動車メーカー相関図2011 ヨーロッパ編
一時期に比べれば寂しくはなったが、それでもやはり自動車業界でのヨーロッパ車の存在は大きい。

・イギリス
大手よりバックヤードビルダーのほうが経営は安泰なのだろうか。
マーコスもTVRもどちらかといえばそっちのほうだ。大手で残っているのはアストンくらいか。

・フランス
フランスはあまり変動がない。プジョーシトロエングループは、近年シトロエンが元気だ。
日産がルノー傘下になってもうだいぶ経つ。

・イタリア
イタリアも大きな変動はないが、アバルトが入っているのは個人的な好みだ。
各カロッツェリアもショーには元気な姿を見せてくれている。

・オランダ
このスパイカーカーズというところが、2010年にサーブを買収した。というより、GMの尻拭いをさせられた(かどうかは知らない)。
加えて、北京汽車に旧型モデルの生産ラインごと売却したそうな。
GM不振の煽りを食らったサーブも、ようやく復活の兆しが見えてきた。

・ロシア
アフトヴァズは知らなくても、ラーダは聞いたことがあるだろう。「スピード」でキアヌ・リーブスが乗っていた四駆だ。
近年はルノーとのつながりが深く、近々そんな車も登場しそうだ。

自動車メーカー相関図2011 日本韓国編

自動車メーカー相関図2011 日本編自動車メーカー相関図2011 韓国編
我が日本もお隣韓国もそうだが、相関図という意味ではあまり面白みがない。
それだけ経営が安定しているのか、世界から興味を持たれてないのか。

・日本
東日本大震災で自動車業界は大打撃を受けた。各社とも軒並み赤字転落、ようやく復興の兆しが見え始めたが円高で余談を許さない。
トヨタが今年からダイハツのOEMを受けて軽自動車の生産に入るが、この状況でどうだろうか。
寂しいので日産を入れておいた。

・韓国
韓国は、今ヒュンダイの1トップ状態だ。キアを傘下に収めてヒュンダイキアグループとして気を吐いている。
サムスンはルノー傘下で日産をベースにした車種を販売、サンヨンは上海汽車傘下だ。
デーウはGMデーウからGMコリアになって、GMの韓国販売チャンネルになっている。

自動車メーカー相関図2011 アジア編

自動車メーカー相関図2011 アジア編
ここ数年で中国の自動車市場は、飛躍的という言葉以上に伸びている。
と同時に、自動車メーカーも鼠のように増え続け、今では100以上の大中小メーカーが存在しているそうだ。
・中国
地図には俗にビッグ5と呼ばれている、第一汽車(FAW)、上海汽車(SAIC)、東風汽車(DFM)、長安汽車(CHANGAN)、安徽奇瑞汽車(CHERY)と、吉利汽車を載せている。
その吉利汽車の親会社が2010年、フォードからボルボを買収した。
上海汽車傘下にMGがあるが、これは先に南京汽車がMGを買収し、その後南京汽車が上海汽車傘下になったためである。ややこしい。

・インド
タタがジャガーとランドローバーを傘下に収めたのは、というより、フォードが叩き売ったのは2008年。
以来、世界最安の量産自動車を発売するなど、勢いに乗っている。
ヒンドゥスタンも地味ながら歴史のあるメーカーだ。

・マレーシア
昔は三菱におんぶにだっこのプロトンだったが、今やロータスを傘下に収めて、自社製品も積極的に開発、販売している。

自動車メーカー相関図2011 北米編

自動車メーカー相関図2011 北米編
かつてビッグ3と呼ばれたのは遥か昔の話。ビッグ3のうち2つも経営破綻してしまったのだ。恐るべしリーマンショック。
・クライスラー
ダイムラークライスラー時代を経て、リーマンショックで経営不振に陥ると、クライスラーは2009年に経営破綻に陥った。
その後、フィアットが手を差し伸べて、いずれはフィアット傘下になるようだ。
とはいえ、主なブランドはしっかりとキープしているので、巻き返しを期待したいところだ。

・フォード
唯一安泰なフォード。
しかしリーマンショックの影響は大きく、結局はマツダ、ボルボを手放し、マーキュリーブランドも消滅した。

・GM
かつての巨人も形無しである。
クライスラーと同時期に破綻し、一時国有化されたが復活は早かった。
それでもオールズモビルやポンティアックは廃止、ハマーは中国メーカーとの交渉が決裂したため廃止が決まっている。