ここ数年で中国の自動車市場は、飛躍的という言葉以上に伸びている。
と同時に、自動車メーカーも鼠のように増え続け、今では100以上の大中小メーカーが存在しているそうだ。
・中国
地図には俗にビッグ5と呼ばれている、第一汽車(FAW)、上海汽車(SAIC)、東風汽車(DFM)、長安汽車(CHANGAN)、安徽奇瑞汽車(CHERY)と、吉利汽車を載せている。
その吉利汽車の親会社が2010年、フォードからボルボを買収した。
上海汽車傘下にMGがあるが、これは先に南京汽車がMGを買収し、その後南京汽車が上海汽車傘下になったためである。ややこしい。
・インド
タタがジャガーとランドローバーを傘下に収めたのは、というより、フォードが叩き売ったのは2008年。
以来、世界最安の量産自動車を発売するなど、勢いに乗っている。
ヒンドゥスタンも地味ながら歴史のあるメーカーだ。
・マレーシア
昔は三菱におんぶにだっこのプロトンだったが、今やロータスを傘下に収めて、自社製品も積極的に開発、販売している。