ボトムズ幻影編というのが3月に発売される。銀婚式を迎えたバニラとココナが、昔を思い出してどうのこうのという話だ。
ボトムズファンとしては観てみたいのはヤマヤマである。
それだけならよかったのだが。
なんと、引き続いてまだまだ新作が発表された。しかしこいつがどうも曲者だ。
かつて、ガンダムという作品を、バンダイがプラモデルを売りたいがためにめちゃくちゃにひっかきまわし、延々と駄作を制作して、結果としてヒット作ができたものの、オールドファンが抱いていたガンダムの世界はめちゃめちゃになってしまった。
その二の舞に、ボトムズがなろうとしている。
「装甲騎兵ボトムズ Case;IRVINE-ケース;アービン-」
「ボトムズファインダー」
「装甲騎兵ボトムズ 孤影再び」
幻影編は高橋監督だが、この3作は違う。富野でないガンダムと同じだ。
富野=ガンダムはさておき、ボトムズは高橋監督以外は認められない。
しかし、ドル箱のガンダムが頭打ちとなった今、サンライズとしても完全新作で冒険するより、過去のヒット作にぶら下がったほうが得策なのだろう。
とりあえず、BSでも地上波でもいいから、テレビシリーズを再放送してくれ。話はそれからだ。
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装甲騎兵ボトムズ・ペールゼンファイルズ劇場版
BS-Hiで放送されたのを見た。ボトムズもCGになったか。
CGにすると、メカの描き込みの精度は上がる。動きに関しての自由度も格段に上がる。凝ったアングルやレイアウトも簡単だ。
しかし、動きがあまりにスムーズ過ぎて、スピード感が喪失してしまう。
例えば、ローラーダッシュでターンピックからのパンチ、というシーンを、CGとセルアニメで比べてみてほしい。
ターンピックでくるっという動きは、フィルムならコマ落しで人間の残像を利用するので、目にも止まらぬという感じのスピード感が出るのに対して、CGでは全ての動きを再現するので、かえってもっちゃりしてしまうのだ。
板野サーカスはセルでやるからすごい、というのと同じだ。あれをCGでやっても何の迫力も出ない。
柳ジョージさんの、特にレゲエ調の曲も、?といった感じだ。なんか、あれは違うような気がする。BGMもしっくりこなかった。効果音もそうだ。
そんなマイナス面をカバーして面白いと思うのは、私がボトムズに惚れている以外の何物でもない。
新録音の「炎のさだめ」は放送が深夜にもかかわらずつい歌ってしまった。そして気付いただろうか、女性キャラが一人も出ていなかったことを。
本放送以来、一度も再放送を見ていない。ぼちぼちどっかでやってくれい。
神谷明、毛利小五郎降板
名探偵コナンにおける毛利小五郎の役どころは推理部分の台詞回しであり、ある意味主役のコナンよりも重要なのだ。
これは、事実上の主役降板である。
神谷氏は降板の原因について、「契約上の問題と、信・義・仁の問題」とブログ内で言及しているが、詳細は不明だ。
ただ一つ明らかなのは、体調が理由ではないことだけである。
推測の域を出ないが、神谷氏が何らかの理由で身を引いた可能性がある。
声優は、70歳、80歳でも現役で仕事ができる。しかも第一線でだ。それ故に、身の引き際が難しい職業とされている。
毛利小五郎役を降板することで、何かのケジメを付けるつもりなのだろうか。
いずれにせよ、制作元の読売テレビすら寝耳に水だったようだから、真相はわからない。
金田伊功
また日本アニメは一つの財産を失った。
しかし、氏が遺していった作品は、永遠に語り継がれていくだろう。
ご冥福をお祈りする。
アクロバンチ
モスピーダ
ブライガー
おたこ復活
moraで新曲がリリースされたので見てみると、太田貴子の名があった。
アルバム4枚持っている身としては捨て置きならんというわけで聴いてみたら、どうも新録らしい。
あらあら、活動再開のようだ。
アレンジがイマイチなのでダウンロードはしなかったが、昔のCDは持っていてもいいだろう。好きな曲もあるし。
クリィミーマミからもう20年以上、彼女も三児の母だ。声は変わらないが、・・・やめておこう。
あ、しょこたん、お父さんとおたこさんがやってたラジオもしかすると聴いてたかも。お父さんが百足の話してて気持ち悪かったの憶えてるわ。
MSイグルー
ギャオで無料放送していたので見てみた。
フルCGが相変わらず気持ち悪いのはさておいて、なかなか見所のある全6話だった。
技術試験隊をモチーフとして、各話毎にいろんな試験兵器が出てきては、一癖も二癖もあるパイロットと共に消えていく。
連邦軍が完全に悪として描かれ、徹底したジオン側の視点が逆に心地いい。
一つ難を言えば、宇宙空間における物体の振る舞いだ。
撃たれたモビルスーツが木の葉のように舞うのはわかるが、戦艦まで同じように描くのはおかしいのでは?
無重力とはいえ、質量は戦艦のほうが遥かにあるので、もっとゆっくりと動いて爆発するのではないだろうか。間違ってたらすまん。
連邦軍側の視点で描いたパート2も製作され、リリースされている。こちらはもっと泥臭そうな感じだ。
しかしどうもあのCGのもっちゃりした動きは慣れんなあ。
ミチコとハッチン
最初になんかでスチールを見たときから、ビバップ臭がぷんぷんである。ま、でなきゃ見ない。渡辺信一郎は音楽Pとしての参加だが、絶対に違うw
いつかどこかにエドが出てきそうな、そんな雰囲気だ。
真木よう子はキャラクターとしてはぴったりだが、微妙に芝居が下手だ。もったいない。
メインキャラにいわゆる声優をあてていないのはトレンドかもしれないが、作品に与える影響を考えると外したときに痛い。
絵はよく動いてるし、色彩設定もいい。ガンアクションも問題ない。
そうそう、「マッシュルーム・サンバ」のあの雰囲気だ。
これは毎週見させてもらう。絶対いつかエド出てくるw