節電を少々意識して、プラモをつくるときは、PCから音だけ出してモニターは消すようにしている。
で、まだ落としてないアニソンをYoutubeで漁っていたわけだが、やはり山本正之は神だ。
この世界観は素晴らしい。
作品の人気も、この主題歌ありきといっても過言ではないだろう。
ヒーローっぽいオープニングと、悪人トリオがメインのコミックソング的なエンディング。どっちも素晴らしい。
惜しむらくは、なぜ本編で声優として出演したのか、あの棒読みの芝居が悔やまれるw
カテゴリー: アニメ
機動戦士ガンダムUC
ぶっちゃけ、ファーストガンダム信奉者は、ファースト以外は認めない。私は一応Zとグリプス戦役までの外伝は認めているが、あとはだめだ。
だが、このUCは、見る前からなんとなく他の蛇足ガンダムとは違う印象を受けた。それは、ちゃんとした作家の原作であるからかもしれない。
第1話を見る直前に、0083と08小隊ミラーズリポートを見る機会があったが、残念ながらこの2作品は脚本がひどく、とても鑑賞に堪えるものではなかった。
08小隊は劇場版でなければその限りではないが、0083は酷い。なまじプロットがそこそこいいだけに、あの仕上がりは非常にもったいない。
そんな中、このUC第1話を見たので、そのクオリティの高さが際立っていた。
惜しむらくは、私が「逆襲のシャア」をちゃんと見ていないので、今一つ相関関係がわかってないことだ。ガンダムは総じてそういうのには不親切だがまあいい。
ともかく、UCはガンダムと名のつく作品において、ファースト世代も納得のいく作品になりうる可能性が大いにある。
新録音版のガンダム
スカパー無料放送中の今日、アニマックスで劇場版ガンダムが放送された。オリジナル公開版ではない、台詞や音効などを録り直した新録音バージョンだ。
私はもちろんオリジナル版至上主義なので、新録音など認めない。オリジナルの台詞や音効のタイミングが身体に沁みついているのだ。
とはいえ、見ていると何やら新鮮な感じがして、新作を見ているような気分になった。
芝居も微妙に違うし、オリジナルよりは格段にリアルさが増しているのは事実だ。
こうなったら、現在の技術でファーストガンダムを作り直して欲しいというのが、我々の最後の願いだ。
ファーストガンダム以降、ガンダムにはいろんな蛇足がたくさん付けられてしまった。
それらをまとめる意味でも、リメイクして完全なガンダムを作って欲しい。
まあ、無理だろうが。
Dororonえん魔くん メ~ラめら
そうそう、何がびっくりしたって、昨今こんなエッチなアニメがリメイクされるのもさることながら、音楽がムーンライダースなのよね。さえ子さんの向こうでも張る気かな、慶一さんw
残念ながら第一回は例の余震の関係で予約録画に失敗して見られなかった。今日初めて見たわけだが、まあまあ、いいんじゃないだろうか。
シナリオが少々楽屋オチすぎるところがあるが、雪ちゃんはけっこうかわいいしちゃんとエッチだし。
しかし肝心の音楽があまり耳に入ってこなかったのは残念。
あ、もう一つ、若本さん、ちょっと悪ノリが過ぎる。BS朝日の映画の犬よりひどい。ちゃんとしようw
追悼、首藤剛志
ミンキーモモは衝撃だった。ほんわかした魔法少女ものかと思いきや、ラストに主人公が事故死してしまう、そんな理不尽なアニメがかつてあっただろうか。
人間が夢や希望をあまりにも信じていないために、彼女の魔法は力尽き、遂には彼女自身も消えてしまう。
もしかするとそのラストは、打ち切りが決まった作品への皮肉かもしれなかったが、我々はその衝撃を受け止めなければならなかった。
ゴーショーグンは、実は小説版を全て持っている。作品そのものはどこにでもある普通のロボットアニメだが、主人公三人と敵役三人組の掛け合いは他と一線を画す。
私の重要なバックボーンの一つとして、首藤剛志という脚本家の存在は欠かせないものであった。
人生、なるようにしかならない。駅の喫煙所で倒れてそのままあの世に行っても、それが人生だ。
なるようになるだばないだばさ。私もそうしてきたし、これからもそうしていく。
ありがとう、首藤さん。
タチコマ発見
御所をぷらぷら歩いていると、重機を使った作業をしていた。
あーなんかやってるわと見ると、その重機の下に足が見える。車体を支えるアウトリガーというやつだが、普通のクレーンは垂直なのに、これは斜めになっている。
まるでデザートガンナーやないか!と嬉々として近づいてみると、クレーン基部の後ろで、運転手はバケットに乗っている。
タチコマやないか!どっからどうみてもタチコマのスタイルだ。
長い間生きているが、こんな重機は見たことがない。
調べてみると、カートクレーンとかカニクレーンとか呼ばれているもので、造園などによく使われているそうだ。
クレーンに書かれているトーアという会社は今はなく、経営権を引き継いだ新会社には、カートクレーンはあるがこんなバケットを装備したモデルはなかった。
これはなかなか貴重な重機ではないだろうか。士郎さんこれモデルにしてたりして。
アニメーター金田伊功
80年代、ガンダムを初めとしてそれこそいろんなアニメーション作品を観てきた。
漠然と観ていた中にも、あれ?なんか違うぞ、という印象に残る瞬間が何度かあった。今から思えば、それが金田伊功との出会いであったのかもしれない。
その印象を決定的なものにしたのが、銀河旋風ブライガーのオープニングだ。
本編の作画には線一本たりとも参加していないにもかかわらず、金田氏はブライガーの代表的な作画担当みたいに受け取られているほどだ。
しかし、名選手が名監督になれるとは限らない。
「バース」の失敗は、金田氏の制作姿勢の方向性を少なからず決定付けてしまった。私も作品を観たが、観たかどうか憶えていないほど酷い出来であった。
その後、電撃的なナウシカへの参加、以降のジブリ作品にも継続的に参加することになるのだが、それはまるで水を得た魚のように、金田節全開のカットを我々に見せてくれた。
彼の描くキャラクターは、まるで命を得たかのようにフレームの中を縦横無尽に動き回る。
金田氏は、恐らく日本最高峰のアニメーターであり、アニメーターという言葉こそ、彼の偉業を語るにふさわしい。
改めて、氏の冥福をお祈りするとともに、氏を失った日本アニメ界の大きな損失を憂うものである。
では、ごゆっくり。