ボトムズ幻影編というのが3月に発売される。銀婚式を迎えたバニラとココナが、昔を思い出してどうのこうのという話だ。
ボトムズファンとしては観てみたいのはヤマヤマである。
それだけならよかったのだが。
なんと、引き続いてまだまだ新作が発表された。しかしこいつがどうも曲者だ。
かつて、ガンダムという作品を、バンダイがプラモデルを売りたいがためにめちゃくちゃにひっかきまわし、延々と駄作を制作して、結果としてヒット作ができたものの、オールドファンが抱いていたガンダムの世界はめちゃめちゃになってしまった。
その二の舞に、ボトムズがなろうとしている。
「装甲騎兵ボトムズ Case;IRVINE-ケース;アービン-」
「ボトムズファインダー」
「装甲騎兵ボトムズ 孤影再び」
幻影編は高橋監督だが、この3作は違う。富野でないガンダムと同じだ。
富野=ガンダムはさておき、ボトムズは高橋監督以外は認められない。
しかし、ドル箱のガンダムが頭打ちとなった今、サンライズとしても完全新作で冒険するより、過去のヒット作にぶら下がったほうが得策なのだろう。
とりあえず、BSでも地上波でもいいから、テレビシリーズを再放送してくれ。話はそれからだ。