装甲騎兵ボトムズ・ペールゼンファイルズ劇場版

BS-Hiで放送されたのを見た。ボトムズもCGになったか。
CGにすると、メカの描き込みの精度は上がる。動きに関しての自由度も格段に上がる。凝ったアングルやレイアウトも簡単だ。
しかし、動きがあまりにスムーズ過ぎて、スピード感が喪失してしまう。
例えば、ローラーダッシュでターンピックからのパンチ、というシーンを、CGとセルアニメで比べてみてほしい。
ターンピックでくるっという動きは、フィルムならコマ落しで人間の残像を利用するので、目にも止まらぬという感じのスピード感が出るのに対して、CGでは全ての動きを再現するので、かえってもっちゃりしてしまうのだ。
板野サーカスはセルでやるからすごい、というのと同じだ。あれをCGでやっても何の迫力も出ない。
柳ジョージさんの、特にレゲエ調の曲も、?といった感じだ。なんか、あれは違うような気がする。BGMもしっくりこなかった。効果音もそうだ。
そんなマイナス面をカバーして面白いと思うのは、私がボトムズに惚れている以外の何物でもない。
新録音の「炎のさだめ」は放送が深夜にもかかわらずつい歌ってしまった。そして気付いただろうか、女性キャラが一人も出ていなかったことを。
本放送以来、一度も再放送を見ていない。ぼちぼちどっかでやってくれい。

みかつう

ツイッターは@crescentwroksだよん

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