7dream.comでの予約が再開されていた。しかし、土曜日に神戸まで仕事なので、なんとか店売りで手に入れられないかと、店を回ることにした。
まずは大阪駅前のY店。オフィシャルショップとして大量入荷が期待できる店だ。PCソフト売り場に向かう。山積みになった新規パッケージの横に、アップグレード版完売の文字が。やはりだめか。
もうこの時点でほぼ店売り入手は不可能だろう。だめもとで高架下のS店へ。あるわけがない。
最後の望みは、神戸のS店だ。どんな商品でも割と在庫があり、一縷の望みを抱えて店に行った。やはりだめであった。
仕事を終えて急いで帰宅し、着替えながらPCを立ち上げ、7dream.comにつなぐ。在庫少になっていたが、なんとか注文できた。これで9日には届けに来てくれるはずだ。
予想以上に、出荷制限は厳しいものだった。まさかこれほどとは正直思わなかった。発売日の入手が全く不可だったわけではない。いくらでも予約できる機会はあった。なまじ街中に住んでいるために、店に行きゃあると思って高をくくっていた私のミスである。
しかし、EAにはこういう販売形態でいいのかということを、もう一度よく考えていただきたい。
プレイ環境を維持するために出荷制限を行った結果、プレイヤーに対して平等に与えられるべきアップグレードの機会を損ねさせたわけである。
全プレイヤーに行き渡るだけの商品は用意されている。我々は目の前にニンジンをぶらさげられ、どこかにあるはずのその商品をうらめしそうに思うしかないのである。
せっかくの新しい拡張への楽しみが、これだけ不愉快な思いをさせられてしまうと、来週まで維持できるかどうか、少々不安である。