といっても月イチでたった5回とは。まあないよりマシか。
しかし、あってもなくてもいいような番組にはしてほしくない。
ごっつの呪縛に囚われているのは、私だけではないはずだ。
松本人志がコントを撮るとなれば、どうしてもごっつを期待してしまう。そして、評価の基準はごっつより面白いか、否か、ということになる。
で、今回はどうかというと、
ごっつより劣ることは確かだ。
一発目の長コントは、相手が浜ちゃんだけにそれなりには面白かった。
ただ私としては、コントに関係のない人(笑わそうとしてない普通の芝居をしている人)が出てきただけで冷めてしまう。
ごっつのときは、出演者全員が笑わしにかかっていた。それはもう殺伐として、危機感すら覚えるほどだった。
しかし、その危うい狂気さが絶妙なバランスで笑いに変わっていたのだ。
三河安城も、狙い過ぎ感が出ていて面白くなかった。
もしかして、あれだけのキャストを出しておいて犯人は着ぐるみかい、というオチなのだろうか。
三河安城でなく、西中島南方だったらちょっとは救われたかもしれない。
ということで、影絵のメイが一番面白かったのは何かの皮肉だろうか。あれが一番ラジカルで面白かった。
月一回の放送、次は撮り忘れしないか心配だ。