みかつうのオレ様流写真講座:花の撮り方その4

ネタも尽きたので今日で最終回。最後は、

:主題を置け!
これも花だけでなく、写真全般に言えることだ。いや、ひいては芸術全般に言えることかもしれない。
例えば、桜を撮る場合、よほどのことがない限りカメラは桜に向く。
このとき、みなさんは写真を見る人のことを考えてシャッターを切ったことがあるだろうか。
そこ桜が写っているのは当たり前だ。その他に何か写っているものはないだろうか。
返して言えば、何を見せたいのか、ということなのだ。
桜の色、花の形、花のついた枝ぶり、周りの情景、きっといろんなものが写っているはずだ。
あなたは、写真を撮って何を見せたいのか。その主題をはっきりさせることが、写真を撮る上で最も重要なことだったりする。
それにはやはり、適正な露出、画角、レイアウトなど、様々な要素が絡んでくる。それらを一瞬に判断してシャッターを切れるのが、プロなのだ。
我々はプロではない。趣味の一つとして写真を楽しむには必要ないことかもしれないが、何事も向上心なくしては無味乾燥だ。
ただの趣味だとしても、ファインダーや液晶画面の隅々に気を配り、そこにどんなものが写っているのか、どんなものを写したいのかを考えて、来年は一味違う桜の写真を撮っていただきたい。
たぶんいつかに続くw