男女7人夏物語研究:第2話「接吻」Cパート

#シーン1:定食屋
食事をしている良介。そこへ桃子が。互いに気付く二人。渋々相席をする。
良介が食べているのは肉じゃが。桃子は鮭フライ定食を注文する。二人とも常連のようだ。
野上のことを訊く桃子。野上が良介より二つ上ということがわかる。
千明のことを訊く良介。互いに反発する。
NG寸前でシーンは終わる。
前パートのコインランドリーと、二箇所で偶然二人を出会わすことによって、この偶然が必然であることを示している。

#シーン2:レストラン
千明と妹が食事している。名前はのりこ。食べているのは何か肉っぽい。
両親が仲が悪く、母親と千明がうまくいってないことが台詞からわかる。
妹は気ままに暮らしているようだ。まだ学生らしい。
しかし本当の姉妹のように似ている。

#シーン3:千明の部屋
一人寂しそうに街を歩いて帰宅した千明。
ベッドで本を読んでいる。タバコを取ろうとカバンを探っていると、名刺が出てくる。
良介の会社はグリーントラベルビューロー、役職は主任。場所は港区と読めるが未確認。貞九郎は白雲ブライダルホテルで、フロアマネジャー。渋谷にある。
三人の名刺を眺めている千明。

#シーン4:良介の部屋
電話が鳴る。パンフレットが置いてあるので良介の部屋。
風呂場からバスタオルを巻いて出てくる良介。千明の電話に驚く。
明日からニューカレドニアへ行く良介。帰ってきたらなぐさめてあげると千明。
飛び上がって喜ぶ良介。バスタオルをはだけるところはアドリブっぽい。
会話の中で、桃子に会ったかと訊く千明。二人の関係を探っている様子が窺える。

#シーン5:千明の部屋
受話器を置いて、持っていた良介の名刺を手裏剣みたいに投げる千明。
意味深なカットだ。シナリオにあったのだろうか。

#シーン6:野上の職場
電話がかかってくる。相手は香里。公衆電話からかけている。海のそばであることから、恐らく職場の近くだろう。
適当に話を合わせる野上。会いたいという香里に、みんなで会おうという野上。
へそを曲げて電話を切ってしまう香里。
あちゃーと野上。四人の名刺を机に広げる。
千明は株式会社メッツ東京、地金部購買課。千代田区内幸にある。美和子はやはり西武球場。営業推進課とある。桃子はフリーなので名前だけ。香里は、三光照明株式会社、照明デザイン研究所とある。場所は港区海岸。
その香里の名刺を摘み上げる野上。

#シーン7:バー
結局会って飲んでいる野上と香里。
野上の心を探る香里。野上はのらりくらりとかわす。
千明に忠告されたことを話す香里。野上も千明から電話があったことを話す。
香里は千明が自分にやきもちを妬いていると思い込んでいる。
積極的にアプローチをかける香里。

#シーン8:街角
雨が降っている。階段をくねくねと走って下りてくる野上と香里。
タクシーで帰ろうと言う野上にキスをする香里。
さあどうなる。