がんばれソユーズ

日本人宇宙飛行士、野口聡一さんを乗せたソユーズTMA-17が、バイコヌールから打ち上げられた。ISSとドッキングしてミッションに就く予定だ。
シャトルが来年にも退役すれば、宇宙に人を運ぶ唯一の手段となる。
開発されて半世紀、未だに現役で信頼性の高い打ち上げシステムは素晴らしいの一語だ。改めてロシアの凄さというか、底力を感じさせてくれる。
月こそアメリカに先を越されたものの、人類で最初に宇宙の有人飛行をしたのはロシアだ。
冷戦構造が招いた宇宙開発競争だが、宇宙に国境も争いもない。
ISSの完成はもう10年も遅れている。しばらくはソユーズにがんばってもらって、我が国も事業仕分けに負けずに後を追いたい。