7月22日は皆既日食

といっても皆既帯は海上なので、皆既日食を見られる人はごく一部だ。みなさんは部分日食になる。
南へ行くほど欠ける部分は大きく、九州ではほとんど欠ける。北海道は半分くらいだ。
時間は11時前後、各地で異なるので細かい予報は専門的な情報源で得ていただきたい。
もちろん、晴れなければ見えないわけだが、日食を見る場合、絶対に止めて欲しいのは、サングラスや黒い下敷きなどで見ることだ。特に、サングラスでは絶対に見ないように。可視光線は遮断するが、赤外線や紫外線は透過してしまうので危険だ。
ぜひ、専用の器具で見ていただきたい。たぶん数百円くらいで売っていると思う。専用の器具でも、長時間の直接的な観察は避けて欲しい。
厚紙に小さな穴を開けて、ピンホールカメラのように間接的に観測するのがベストだ。
私も最近知ったのだが、日食のときに木漏れ日の影が、そのピンホールカメラのようになって欠けた様子を映し出すらしいのだ。これはぜひ私も撮影に挑戦したい。
22日はだいたい梅雨明けする辺りだが、こればかりは天のみぞ知るところだ。

http://www.nao.ac.jp/phenomena/20090722/index.html