R-1ぐらんぷり2008

ここにも伏兵現るだ。
芋洗坂係長というメタボ絶好調のピン芸人は、世界のナベアツを抑えて2位に入った。歌ネタは面白いが、ネタのつなぎが不明瞭で、全体の流れとしてややグダっとしがちになってしまう。
しかしそれにしても、なだぎ武の安定感は揺るぎなかった。彼の芸にはふさわしくない言葉だが、最終的に僅差になったとはいえ、私は彼の勝利を確信していた。
世界のナベアツは、長時間ネタに若干の不安を感じる。才能は有り余っているので心配はしていないが、飽きられやすいのは確かだ。
鳥居みゆきは喋りを置きにいっているのが笑えた。彼女なりに緊張しているようだ。じっくり見るとやっぱりかわいい。
ポンちゃんはこないだのバトルオワライヤルがめちゃめちゃ面白かったので期待していたら、そのときのモノネタのような感じだった。面白かったが、点にはつながらなかった。
中山功太は、滑舌のよさが災いしているのかもしれない。あそこまでネタをきっちり運ばれると、見ているこっちもネタに入ってしまって、考えてしまう分、笑いにつながらない感じがする。前に出したネタを引き合いに出すときがそうだ。
あべこうじのような漫談系は、長時間に耐えうるものの、その分笑いが薄くなってしまう。装甲と機動力の問題に似ている。個人的には嫌いだ。
山田よしは、唯一の絵ネタとなった。このスタイルはもう古いのか。
奇しくも同じ日にレッドカーペットが放送されていたが、このショートネタスタイルというのが、お笑いにかなり影響を与えている。
芸人の粗製濫造時代になったと言えよう。
時間が短いと、インパクト重視で割と受けやすくなる。営業や劇場などではそうはいかないので、あまりショートスタイルに慣れてしまうとその辺の工面が難しくなる。
しかし、事務所側としては大量に芸人を送り込めるので、売り込みにはもってこいだ。
どっちにしても、割を食うのは芸人自身、しっかりと自分の信念を持って、己の道を見極めていって欲しい。
なだぎさん、おめでとう。

どやねんな

日曜日は終日起動せず。
月曜日、寝ぼけ眼で7時ごろ電源ON。その後、10時頃からHDDランプが反応、しばらくして起動するもPOST画面で停止。
更に強制再起動すること3回。まさに寒さでかかりにくいセルモーターのように起動した。
実は、障害発生以降、HDDのチェックやウイルススキャン、IDE DPSセルフテストなどを試したが、全くエラーが出ていない。
POST画面も確かに途中で停止したりするが、エラーメッセージは見たことがない。OSが起動してからもそうだ。
もしかすると、HDDが動きにくくなっているのだろうか。今日の状態を見ているとそんな感じがする。
買い替えるに買い替えられんわい。

暫定復活

わけがわからん。
起動しているということは、どこも壊れていないことになる。
昨日、起動を諦めてソフマップへ持っていったが、修理の受付に6000円余り、パーツ交換、こいつの場合はマザーボードが怪しいので修理となると2、3万はかかるので持って帰ってきた。
CMOSクリアも試したが金曜日は終日起動しなかった。
そして今日、帰宅してとりあえず電源を入れ、相変わらず電源ランプとファンしか点かなかったが、小さな変化に気づいた。
電源を入れて放置すること3、4時間、何度か再電源投入を繰り返していると、それまで反応しなかったHDDのアクセスランプが点くようになった。帰宅直後には反応がなかったのだ。
晩ご飯を食べて、性懲りもなく電源再投入を繰り返していると、ふっと息を吹き返した。
CMOSクリアしていたのでいろいろとメッセージが出たが、まるで何もなかったように生き返った。
現在、グラボやプリンタ、外付けHDDを全てつないで以前の状態で起動している。
急いでバックアップを取り、メールのチェックを済ませて、このエントリーを書いている。
今夜電源を落として、明日また起動するかはわからない。
まさかとは思うが、最近厳しい寒さが続いているので、暖気運転が必要になったとでも言うのだろうか。