久しぶりに買った新聞に、レイトショーならぬモーニングショーで上映されていることを知り、一度スクリーンで観たかったので行ってきた。
ちょうど仕事も入っていたので、交通費も浮くというわけだ。
OS名画座は、ナビオとHEPの間辺りにある。間違えてEST1のほうへ行ってしまったので迷った。梅田でもあまり歩いたことがない地域なのでややこしい。
たぶん立地としては古い劇場だと思うが、改装したのかかなり新しい感じだ。スーツ姿の私は完全に仕事をサボっている営業だ。んなことはどうでもいいが。
上映当時のプリントだろうか、かなり状態が悪い。15分に一回くらいコマ飛びがある。ぶっちゃけ、DVDでも借りて観たほうが画質はいいだろう。あれ、スタンダードだっけな。
しかし、映画は劇場で観るものだ。スクリーンのミュージカルシーンは圧巻である。
ミュージカル映画にしては、しっかりしたシナリオだ。特にジーン・ケリーの場合、シナトラと組んだ作品は似たようなシナリオで困る。
アクロバティックなお得意のダンスシーン。ジーンだけでなく、共演のドナルド・オコナーも負けず劣らずのステップを見せてくれる。
タイトルナンバー以外にも、たくさんの曲があり、それぞれ素晴らしいダンスシーンになっている。
今日一日、ずっとそれらの曲を口ずさんでいたのは言うまでもない。
雨に唄えば