集中豪雨の思い出

梅雨末期の豪雨で各地で被害が出ている。私の住んでいるところは水害とはあまり縁がないが、独り暮らしをしていたときに一度大変な目に遭った。
仕事に向かうために朝早く目を覚ました。外を通る車の音がなんかおかしいなとは思っていたが、別段気に留めることなく支度をして部屋を出た。
階段を下りて外に出ると、辺り一面水浸しだったのだ。アスファルトはほとんど見えず、道が川になっていた。
行くしかどうしようもないので、そのまま出かけた。なんとか濡れないようにしようとしたが、先へ行くほどそれは絶望的で、私は覚悟を決めた。
人間一度覚悟を決めると、自分の置かれている状況を楽しもうとするらしい。私はじゃばじゃばと川になった道を歩いていった。
かなり広範囲まで浸水しており、深いところでは膝の下まで浸水していた。駅まで1キロ半ほどあるのだが、私の家から半径500mくらいは川のようになっていた。
濡れてぐちゃぐちゃになった靴のまま、神戸まで仕事に行った。
深刻な被害はなかったものの、自然災害の恐ろしさを体感した貴重な経験となった。
まだまだ雨は続くので、引き続き厳重な警戒を。

みかつう

ツイッターは@crescentwroksだよん

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