厚労省のアンケートで、若者の4人に1人が献血を知らないと答えたそうだ。厚労省は若者の献血離れにショックを隠せないそうだが、周知不徹底というより、今の若者が相当バカだということである。
身の回りや社会に関心を持たない連中が増えているということだ。まあ、それが大人の責任と言われればそれまでだが。
しかし、献血離れと今の若者の風潮は、そんなに密接な関係ではないと思う。斯く言う私も、献血はしたことがない。
ぶっちゃけ、何で病気でもないのに注射せなあかんのじゃ、ということだ。
つまり、高所恐怖症の人間が金を払って観覧車に乗るようなものだ。なんで金払ってまで怖い目に遭わなあかんねんと。
もちろん、身近な人間が怪我をして、輸血が必要だと言われれば四の五の言わずに血でも臓器でも提供するが、そうでもなければとても駅前でふらっと注射をぶちゅっと打ってもらう気になどなれない。
善意というのはひけらかすものではないと思っている。震災のとき、被災地が故郷であった某芸人は、人知れず多額の寄付を行ったそうだ。
一応、財布に入れているドナーカードは全提供に丸をつけている。だから血は、生きてるうちは勘弁してくれんか。
Night Birds / Shakatak
Sonic Stage 購入曲。
タイトルは知らなくても、聴いたことがあるという人はきっと多いだろう。80年代のイージーリスニング、オシャレ系サウンドの走りとなった曲だ。
16ビートののリズムに乗せて、風のように軽い音色のメロディーが流れていく。「男女7人夏物語」の音楽で憶えている人もいるだろう。
昨年には結成25周年を迎え、なんと新作を発表。今風な音作りながら、一耳でシャカタクのそれとわかるサウンドは健在である。
プラモデル:ポルシェ911カレラRS&911ターボ
964型カレラはフジミのキットから改造、ホイール系やハーネスを追加してある。地味だが結構いじくった。車高も若干下がってたりする。
その一つ前の930型モデルのターボは、85年型のモデルでフジミのエンスージアストシリーズ。エンスーにしてはきっちり仕上がったほうだったように思う。
二つとも後ろ向いとるな。
R-1リターンズ
グランプリを見逃したので、ファイナリストがネタを披露する番組を観た。
博多華丸はネタが良すぎる。あれは文句なしだろう。
岸学はやや暗いがネタは悪くない。エンタには出ているのだろうか、滑舌が悪く聞き取りにくいのが難点だ。字幕に頼るとこうなる。
中山功太はこの番組で披露した新ネタが面白かった。今まで見たネタの中で一番面白いと思う。呪うやつね。
ボンバーは吉本興業のきな臭い匂いがするが、まあその辺は触れないでおこう。ネタもたまに面白いのがある。
プラン9の連中は卑怯なくらい巧い。だが5人集まっても5倍にならないところが凄い。薄まるんだろうね。
ファイナリストで一番気になったのがバカリズムだ。「トツギーノ」は確かCMでやっていたような気がする。なかなかシュールでいい。絵も一昔前のアブノーマル系でいい。ネタもちゃんと繰ってある。
紙芝居ネタは多くのピン芸人が群雄割拠する中で抜きん出るのは難しいが、バカリズムは頭一つ出た感じだ。これからの露出を期待する。
最後になったが、スタンダップコメディをやり抜くのは評価するが、マジでウザイのでどっかいってくれあべこうじ。
2006F1第5戦ヨーロッパGP
井出のドライビングが、ヨーロッパ人の逆鱗に触れたようだ。所詮奴らは、極東のアジア人ドライバーは危険なイエローモンキーという認識でしかないのだろう。この借りは、レースで返すしかない。
アロンソとシューでフロントロウを分ける。スタート直後にリウッツィが接触、コース内で停まったためにセーフティカー。
膠着状態のままアロンソが先にピット、1周遅れてシュー。しかし順位変わらず。
レース中盤、ホンダエンジンにトラブルが襲い掛かる。バトンと井出に代わったモンタニーがストップ。耐久サーキットニュルの魔の手が迫る。
二回目のピットでシューが大逆転。トップに立つ。そう言えばここはドイツ、母国GPに奮起する。
そのままトップをキープしてシュー優勝。マッサは初表彰台。ホンダのニューエンジンは信頼性が気に掛かるところだ。トヨタもまだまだ元気がない。
崖っぷちの帝王、追い上げ態勢に入ったか。
新喜劇ボンバー!
まさかとは思っていたが、キャプテン☆ボンバーを座長にするとは随分と思い切ったものだ。
座長というのは、座員をまとめて芝居を引っ張っていく役目を負う。それがなかやまきんに君に務まるとは到底思えなかったが、なんとか無難にやっていっているようだ。
ターミネーターからプロットをパクり、キャプテン☆ボンバーはサイボーグという設定だ。マドンナの花歩を悪のロボット軍から救うべく、戦いの旅に出る。
千鳥が新喜劇初出演、ビッキーズ、ランディーズが新喜劇フー!から引き続き出演、本家新喜劇新座長の小藪千豊もサポートする。須知のキャラが今回薄くなったのは残念だ。
新喜劇フー!ほどの盛り上がりは期待できないが、きんに君がどれだけこのキャラを生かせるか、一度舞台を観てみたいと思う。
カラフルメリィでオハヨ~いつもの軽い致命傷の朝~
ナイロン100℃ 28th SESSION。
松永さんは出ていない。他の芝居の客演があるらしい。初めて観る全体公演なのに残念だ。
ナイロン100℃が好きだといいながら、まだ二度目の観劇、前述したように全体公演は初めて。つまり、松永さんのいるナイロンが好きなわけで、観劇のためにお金を出すことができるのがナイロンということだ。
開場はIMPホール。収納ができるシートなので一見すると作りが甘そうだが、座り心地は悪くない。何より足元が広いのがいい。
客層は女性8、男性2といったところか。その少ない男性客がちょうど舞台中央を遮る位置にいる。二列ごとに段差のある会場だが、残念ながら私の列は段差のない列。不運だ。
オープニングが面白かった。スクリーンを立てずに放映しているのでミスったのかと思っていたら、セットの造形を生かした構成になっていて、実際にそこに人がいるような不思議な感覚だ。
松永さんと犬山さん以外、ほとんど名前と顔が一致しないが、それぞれキャラクターがはっきり演じられているので混乱はなかった。後で確認したら、ほとんどのキャストが二役を演じていたのには驚いた。まったくわからなかったのだ。
もしかするとナイロンで一番顔が知れている大倉さんが、大きなツッコミで笑いどころを締めていく。さすがみなさん声がいい。男性はメリハリがあって、女性は艶っぽい。犬山さんは別として。
10分の休憩を挟んで、三時間を越える公演。時間を感じさせず集中して観劇できた。二度目のカーテンコールでケラさん登場。9年前の初日は全くウケずにかなり落ち込んだそうだ。
大阪の印象はあまりよくないのかもしれないが、そんなときは今日の拍手を思い出していただきたい。
May.4,2006 大阪:IMPホール