大手スーパーとしては全国初、レジ袋有料化に踏み切った店は実は、近所の店だったりする。
私もたまに買い物に行ったりするが、最近はおねいさんのコンビニばっかりだ。
おかんはもちろん、日々のおかずはこの店に買いに行く。うちのおかんは、有料化の前から買い物袋持参で買い物に行っていた。
別になんてことはないニュースだと思っていたが、有料化後におかんが不思議そうに言ってきた。
「人全然いいひんで」
客が激減しているそうだ。
いつも同じ時間に買い物に行くので、その違いがはっきりわかるのだろう。以前はレジ待ちの列が当たり前だったようだが、それがないらしい。
わずか5円で、こうまで変わるものだろうか。
というより、わずか5円で、普段の買い物の店を変えるほど、客はしぶちんばかりなのか。
レジ袋有料化は、大きなスパンで見ると地球温暖化への対策である。京都議定書が発効した地で、こんなに環境意識が低いとは実に情けない。
カテゴリー: 雑記
震災12年
ニュースキャスターの一言が気になった。
「風化させないようにしたい」
そう、被災者以外の人々にとっては風化しているのだ。他人事なのだから無理もない。
私は直接の被災者ではないが、あの日のことは昨日のことのように思い出す。
最近、二十歳前後の若い子と仕事を一緒にしているが、その子たちがまだ小学生の頃の出来事だ。中にはうろ覚えの子もいたが、ほとんどがかなり強烈に記憶していた。
一人、長田に住んでいた子がいて、あの菅原商店街の近くに住んでいたという。幸い家人に亡くなった方はおられなかったが、家は半壊したそうだ。
震災の年に生まれた子供は、もう小学校を卒業するくらいの年齢になる。君達が生まれる前、この街はめちゃくちゃになったと言っても信じないかもしれない。
震災の記憶は風化するものかもしれないが、震災に備える心まで風化させてはいけない。
経験を活かし、次に備えることこそ、我々のなすべきことである。
兄妹
新年から胸糞の悪い事件が続いている。
毎日のように、親が子を殺しただの、子が親を殺しただの、世紀末が戻ってきたようなニュースが延々と流れている。
中でも、兄が妹を殺して遺体をバラバラにした事件は、内外にかなりの衝撃を与えている。
私には、三つ下の妹がいる。結婚して二人の子供がいる。かわいい甥と姪だ。
その妹が今の旦那かどうかはわからないが、男のところに出入りして多額の借金をつくって自己破産したことがある。
そのときは、さすがに私も腹が立ち、しばらく口を利かなかった。
しかし、結婚して子供が生まれると、自然と元の仲のいい兄妹に戻った。家庭を築くというのは大変なことだ。結婚もしていない兄貴が言うのもなんだが、やはり兄である以上、私にできることは全てしていくつもりだ。
血を分けた家族というものは、どんなに憎しみあっても、その愛は不変であるはずであった。
世の中、何かが狂い始めている。というより、ある何かに向けて進んでいるような気がしてならない。
2007年、この国はどこへ行こうとしているのか。
風呂難民
正月から仕事をするのはやぶさかではないが、一つだけ難点がある。正月は、銭湯が休みだ。風呂に入らないまま仕事に行くわけにはいかないし、仕事が終わったらちゃんと風呂に入りたい。
正月も営業している銭湯となると、スーパー銭湯の類しかない。幸い、三宮駅近くに見つかった。神戸クアハウスというところだ。仕事終わりに寄ってみる。
玄関を入ってすぐに靴を脱ぐ。ロッカーに入れて、販売機で券を買って、下足ロッカーのキーといっしょにフロントのおばちゃんに渡すと、脱衣所のキーをくれる。
エレベータで脱衣所まで行く。風呂場と脱衣所は階が違うので、脱衣所で裸になったあとは、階段で下の風呂場まで下りていかないといけない。銭湯通いしている身とはいえけっこうこっ恥ずかしい。
郊外型のスーパー銭湯ほどの広さはないが、普通の銭湯よりは広い。二種類の温泉があって、かなり大きい浴槽がある。洗い場が仕切られているのは珍しい(と思う)。
私が座った場所は、お湯の出が悪いというか、途中で温度がころころ変わって水になったりした。ちょっと困った。シャンプー、ボディソープ、石鹸が備え付けられてある。洗い場の数は少ないかもしれない。
920円は高いが、背に腹だ。もったいないので小一時間入った。
2日、3日と仕事があったので、両日共に入浴した。正月から温泉、まあちょっとした贅沢だ。
謹賀新年
明日は仕事。
2006年
今年もけっこういろいろあった。
まず父親のガン。幸い手術は成功し、昔と変わらない生活に戻っている。
妹夫婦に二人目が生まれた。女の子だ。めちゃめちゃかわいい。9ヶ月にしてつたい歩きができる。にたーっと笑いながら寄ってくるのだ。あーもうっ。また正月来てくれるだろう。お年玉増えるな。
仕事もぼちぼちでいい感じだったが、最近ちょっとケチが付きはじめた。まあ、こんなもんかと思っておこう。
7年ぶりの東京は刺激的だった。いろいろと凹むことのほうが多かったが、あれだけ人が多いと烏合の衆でもそれなりのパワーに圧倒される。負けてられんで、ほんま。
女運は相変わらずだ。出会いは多いが実るものは何もない。何もしてないわけじゃないがあまりにも空回りが多すぎて疲れるのが正直なところだ。
とうとう買ったね、携帯。その東京出張では大いに役に立ったが、いつもの生活にもどるとただの飾りだ。通話代よりパケ代のほうがシャレにならん。ごく一部の友人にしか教えてないせいもあるが、そう頻繁にかけられても困るのでちょうどいい。在宅作業が多いので、電話で手を止められるのが嫌なのだ。あ、電話よりメールでお願い。
デジカメも買った。600万画素だ。いろんなもんが写るぞ。そのデジカメや携帯を持ち歩くのに、いろいろとポーチ的なものを買ったのだが、腿で締めるレッグホルスターみたいなポーチがけっこういける。ベルトの下にポーチが来るので、Tシャツも上着も干渉しないのだ。
さ、日付も変わった。今年もあと二十数時間だ。もしかすると来年は、書き物のほうで飛躍があるかもしれない。ま、それはオレ次第だ。5年以上のブランクはあるが、遮二無二に書いていた頃の感覚はもう取り戻している。
とにかく、久々にやる気になっている自分がいる。それが何よりだ。
今年一年、ブログに付き合っていただいた方々には感謝申し上げる。全世界から数万のスパムもありがとう。アクセスログお前らの足跡ばっかりやないか。来年は来るなよボケ。
毒づいてきたところで今年はこの辺で。ま、楽しい年にしようや。
訃報相次ぐ
長い買い物から帰ってきてポータルサイトを覗くと、岸田今日子さんの訃報が載っていた。ムーミンの声、「傷だらけの天使」の綾部さんなど、クセのある演技が特徴だった。
その訃報の下に、青島幸男さんの訃報も載っていた。元東京都知事、テレビ創生期において、バラエティ番組の一翼を担った人である。私は二世代ほど違うが、もちろんよく知っている。
そして、カンニング竹山の相方、白血病で闘病中だった中島さんも亡くなった。確か快方に向かっていたと聞いていたのだが、実に残念である。
つくづく、最近ほんとにつくづく思うが、人間何をおいても健康が第一である。健康な身体があってこそ、仕事ができ、生活ができ、恋愛ができるのだ。
みなさんもくれぐれもご自愛のほどを、そして亡くなられた方々のご冥福を心からお祈り申し上げる。