ノロウイルス

ロシアのサンクトペテルブルグで行われているフィギュアスケートのグランプリファイナル、調子の良かった日本勢が全員体調不良に見舞われている。
KGBの仕業というのは冗談だが、例えば、日本で何かのウイルスに感染したスタッフが現地で選手達と合流して感染した、という可能性もないわけではない。
新型インフルエンザの陰に隠れて、こうした旧来のウイルスもオレを忘れるなと言わんばかりに猛威を振るっている。かくいう私も数日軽い下痢が続いて、硬いうんこにはトンとごぶさただ。
ノロウイルスの恐ろしいところは、感染力と耐久力、それとワクチンが存在しないことだ。治療は対症療法しかない。
わずかなウイルスで感染し、吐瀉物や排泄物を介して爆発的に感染が拡大する。アルコール消毒も効かない。ウイルス予防の基本、手洗いが最大の予防法だ。
経口感染なので、食事の前にはしっかりと手を洗おう。いや、食事でなくてもこまめに洗ったほうがいいだろう。
感染しても症状が出ない場合があるからなお厄介だ。自分が感染しているつもりになって予防しないと、今後一層の感染拡大を招くだろう。
うがい手洗いお外は帽子。いくつになっても同じことだ。

ガンプラポッキー

いつものコンビニは最近おねいさんの姿がないので寂しいなあと思っていると、お菓子コーナーにこんなもんがあった。
話のタネに買ってみたが、なんのことはない、ガンプラとポッキーの抱き合わせである。
もちろん、ガンダムとシャアザクもある。極細ポッキーがガンダム、ノーマルポッキーがシャアザク、つまりパッケージの色に合わせてあるわけだ。
しかしまあ、どういうつもりなのだろうか。商魂逞しいとはこのことだ。まあ買ってしまった私も私だが。

帰りのタクシーにて

いろいろケチのついた東京行だったが、最後の最後までそうだった。
急いで帰って風呂に行きたかったので、生まれて初めて自腹でタクシーに乗った。新幹線を降り、荷物を抱えてタクシー乗り場に向かった。
あまり順番待ちすることなく、タクシーはやってきた。大きいほうの鞄を車内に入れようとすると、運転手が迷惑そうな顔で制止してきて、後ろを指差した。トランクに詰めと言うのだ。
少しでも急ぎたかったのだが、私は指示に従った。確かに、その鞄は後ろのシートに置くには大きかったようだ。
車なら二十分くらいで着くだろう。このくらいの時間なら銭湯もまだ開いている。
繁華街近くに差し掛かり、信号で停まった。信号の代わり端、1台斜め前の左車線のRV車がいきなり右へUターンをし始めた。
信号の代わり端だったので、当然前の二台は接触、ガシャンという鈍い音が聞こえた。
私と運転手は、無茶しよんなー、と思わず声に出した。
もしちょっとでもアクセルを踏んでいたら、ちょっとでもブレーキが遅かったら、この車がぶつかっていたかもしれない。
「気をつけてくださいね、ほんまに」はあ、やっと帰ってきた。さあ風呂だ。

東京雑感

東京に行って、何を一番感じたかと言えば、なんて携帯は便利なんだとw
GPS機能があるからカーナビ代わりになるし、もちろん歩いているときでもすぐに地図が出るし、ワンセグついてるからテレビは見られるし、FMも聴けるし、写真もムービーも撮れるし、もちろん電話もできるし。
こうやって家にいるときはPCがあるので携帯はおねむだが、外へ出るときはやはり携帯端末のようなものは必要かもしれない。電話の形でなければもっといいのだが。
今回、東京に行ってわかったことは、車で行っても意外と疲れないし安くつく、首都高から見える夜景はテンション上がる、新大久保は肌に合う、秋葉原にオタクは歩いていない、コインロッカーのサイズはみないっしょ、地下鉄の初乗りは激安(ていうか大阪高杉)、帰りの新幹線もうちょっとで乗り過ごすとこやった、てなところだろうか。
東京は広い。人も多い。生活して仕事したいとは思わないが、一ヶ月くらいべたーっといても面白いと思う。
東京、そのうちまた。

東京で失恋してきた

携帯を初めて持って、その子に知らせた日、向こうからアドレスや番号を教えて欲しいと聞いてきた。
東京へ行く前の日、アドレスと番号の交換をした。
東京に入って、仕事の状況をメールしてみた。返信はなかった。夜中だったので仕方ないと思った。
次の日、もう一度メールをした。返事はない。
次の日、メール届いてるの?とメールをした。返事はない。
次の日、電話してみた。5、6回コールしても出なかったので切った。夜中、もう一度電話すると、電源が切られていた。
周りによく気を遣う子だった。私が調子に乗っていたのかもしれないが、その気遣いの延長で、社交辞令でいいから「がんばってください」という言葉が欲しかった。
だが、もしその言葉をもらったとしたら、私はもっと調子に乗っていただろう。あえて君に言う。
無視してくれてありがとう。彼氏と仲良くな。