今朝、祖母が亡くなった。正確にいうと義理の祖母だ。そのことを知ったのは、実は数年前である。
生まれてこの方一緒に暮らしてずっと祖母だと思っていた人が、実は血のつながらない義理の祖母だと知って、それは今日亡くなったこと以上にショックだったが。
それはさておき(おくのかw)、私は今年後厄なのだが、私自身は非常に健康で元気もりもりである(金はないが)。
ところが、先日ブログにも書いたように父親が原因不明の高熱で錯乱状態に陥ったり、どうも私の身の回りで不幸な出来事が起こっているようだ。
そういえば以前、町を歩いていると、曲がり角の度に自転車や歩行者がつまづいたりぶつかったりしたことがあった。
今年も残り半分。まあ本人が無事ならいいか。
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帰りの特急にて
いつものように居眠りを決めていると、隣に女性が座ったようで、いい匂いがしてきた。
男性の中には香水が苦手の諸氏もおられるだろうが、私はむしろ好きなほうで、キャバ嬢のプワゾンなんかにも耐性がある。
何より、美というものは五感に訴えて然りなのだ。
で、しばし夢の狭間を行き来していると時間の経つのもあっという間で、終着駅のアナウンスが流れた。
私は伸びをしながら身じろいで、なんとなく隣の様子を窺ったが、そのおねえさんは眠っていて起きそうにない。
とうとう電車が止まっても起きないので、私はそっと肩を叩いて声を掛けた。
寝過ごして他人に起こされた恥ずかしさのリアクションを予想していたら、どこか起こされるのを待っていたように、別段慌てることもなくおねえさんはすっと立ち上がった。
そのリアクションをやや訝しげながら私も続いて立ち上がると、なんとそのおねえさんは扉口に立って、私が来るのを待っているではないか。
そして軽く会釈して、一歩後ろに下がって、私を先にと促した。ああ、なんという奥ゆかしさ。
とても今まで夢の中にいた人とは思えない行動だ。きっと普段からそういう気遣いのできる人なのだろう。
私が仕事で疲れ切ってなかったら、きっとなんとかしたに違いない。
ただ、顔ははっきり見てないのよねえ。
なくなったタオルの謎
私はいつもタオルを持ち歩いている。家にいるときは一日中首からぶら下げ、それで汗を拭き、手を拭き、最後にそのまま風呂で使う。
外出するときも仕事に行くときもカバンに入れたりして常に持ち歩いている。
それが今日、仕事先でなくなっていることに気付いた。
最後に使ったのを憶えているのは、阪急電車の特急車内、乗り込んですぐ汗を拭くために使った。
カバンにしまって、そのカバンは座った足の内側に置いてある。私はうつらうつらと居眠りをしている。
そして電車を降り、仕事場へ行って、タオルがないことに気付いたのだ。
まず考えられる可能性は、置き引きだ。
カバンのチャックは常に開いているので、物色しようとした犯人が、邪魔なタオルをまず取り出して、更に中を探そうとして叶わずにタオルだけ持っていったのか。
しかし場所はクロスシートの特急車内。時間は昼前。車内に空席はなく、立っている人もいたように記憶している。そんな中で、私の足の内側にあるカバンを物色できるだろうか。
それには身を屈めねばならず、たぶん不自然な格好に見えるだろう。それに、ごそごそしていると、たぶん私が気付くはずだ。隣席の客が体重移動をすると、シート越しにそれが伝わる。
私は隣に人が座ることを不快に思うほうなので(女性は歓迎)、身じろぎすればうっとうしくて気付くはずだ。
隣に座っていた男性は、私と同じようなスーツのスラックスに、白っぽいシャツ。いやに手を真っ直ぐ伸ばして文庫本を読んでいたのを憶えている。背はたぶん私より大きかった。
その男性は、桂で乗り込み、梅田で降りた。もし彼が犯人なら、最後まで付き合うだろうか。事を起こした段階で下車するだろう。
とはいえ、置き引きを完全に否定できない点が一つある。カバンのファスナーだ。

これがいつも仕事に持っていくカバンだ。このファスナーは一つではなく、左右(前後)から開けられるように二つ付いている。
私はいつも、このカバンを右が前になるように(ストラップが付いている方が後ろ)持っている。
そして、ファスナーは写真で言うと左から右(後ろから前)にしか締めない。
そのファスナーが、タオルがなくなったことに気付いたとき、右から左に少し締まっていたのだ。
これは、私が絶対にしないことなのだ。ということは、私以外の第三者がファスナーを締めたことを意味している。
しかしこれも完全な説ではなく、もしかすると出かけに姪っ子がイタズラして締めた可能性も否定できないのだ。
そしてもう一つ考えられる可能性は、汗を拭くために車内で使ったときに、カバンに入れたつもりが下に落ちてしまっていたということだ。
でもこれは普段の動作の一つであり、確かにカバンに戻した感覚もある。
シートの下には空間があり、もし仮に落ちたとしたら、奥へ入り込んで下を見ただけでは見つからない可能性もある。
結果として、置き引きの可能性も、置き忘れた可能性もどっちも否定も肯定もできない状況だ。
ただ、タオルがなくなったことは事実である。
幸いにも、カバンの中には金目のものは一切なく、盗られて困るものは弁当くらいだ。
これから、カバンは足元の車両の壁に沿って置くことにしよう。
みなさんも、どこに危険が潜んでいるかわからないので、自分の安全は自分で確保することに努めて欲しい。
今年初めての餌採り
この春も鴨川では大掛かりな川浚えが行われ、川面の砂だまりが一掃されてしまった。
それまで、鴨川の昆虫の大半はその砂だまりに生えた雑草を餌として育っていたので、ちゃんと測定すれば鴨川の昆虫は半減以下に減っていると思われる。
それでもいるところにはいるので、なんとか確保はできたが、継続しての採取は去年に増してかなり厳しい状況だ。
今年は去年以上にミールワームに頼ることになるだろう。
今シーズン初めてのバッタに、けろちゃんずは入れ食い状態だ。
週に一度でいいから、腹いっぱい食わせられればいいのだが。
FAX壊れた
確か二三日前までは動いてたはずだが、今日おかんが何か送ろうとして、動いてないことに気付いた。
液晶パネルが全く点灯していなくて、通電していない状態だ。
受話器を上げると、聞いたことのない雑音がしている。
コンセントを抜き差しすると、一瞬だけ液晶がふわっと表示されるが、すぐに消える。
もう二十年くらい使ってるから、寿命だろうか。
でちょっと調べてみたら、もう感熱紙タイプのFAXはほとんどないのね。新製品は全て普通紙でインクの必要な高CPなやつばっかりだ。
使う頻度は少ないので、そんなに高機能なやつはいらないのだよ。
これは電機屋よりもリサイクルショップのほうが見つかりやすいだろう。あるかな。
母の日なので
いつもは梅田のデパ地下で抹茶系のスイーツをおかんに買って帰るのだが、今年の梅田辺りのデパ地下は恐ろしい混雑ぶりだろうと思い、京都で買うことにした。
で、一番近い高島屋を覗いてみると、これが思ったより店が少ない。
というか、京都のデパ地下の和菓子売場は、ほんとに和菓子しか置いてないのだ。
私が買おうとしている和風のスイーツがほとんどない。
ぐるぐる回っていると、モロゾフの抹茶プリンがおいしそうだったのでそれにした。
かわいいおねえさんに抹茶プリンと、ついでにおとんにコーヒーゼリーを買う。デパ地下のおねえさんはもれなくかわいい。来週も行こうかな。
あんぱんを買いに寄った100円ローソンでカーネーションが置いてあったが、さすがにやめておいた。
コーヒーゼリーのほうが高かったのはナイショだ。
みか散歩:阿倍野行ってきた
今日は大阪駅前がグランドオープンだ。どうせ行っても人ばかりで何もできないので、ここは先日オープンした阿倍野のキューズモールへ行ってみよう。イトーヨーカドーのポテサラも買いたいし。
天神橋筋商店街を南下する。私は堺筋を歩いているつもりだったが、ここは松屋町筋だった。しまった。
しかし子供の日を明日に控えているのに、玩具問屋街は閑散としている。まあ、前日に買うわけないから当たり前か。
流れてくる童謡を思わず口ずさむ。
ジョーシンのキッズランドで買い物を済ませて、久しぶりに新世界へ。
GWとはいえ、人だかりがハンパない。いつから新世界はこんなに賑やかになったんだ。
通天閣なんか入り待ちの列が300mくらいできてるぞ。登ってもただの高いところなのに。
ジャンジャン横丁に向かう道も人でごった返している。ここは本当に新世界か?
飲食店は軒並み行列、前に進むのもやっとだ。今ならフェスティバルゲートも賑わっただろうに。
スパワールドの中を抜けて天王寺方面へ。この上り坂がきつい。
あべのアポロから地下ルートでアプローチ、ここからもはやすごい人だ。
キューズモールは南北に長い建物なので、道なりに進むとイトーヨーカドーは南側にある。ここも人が多かったのでポテサラは断念。一旦外に出てあべの筋に出る。

芸大時代は遊びに行くといえば天王寺界隈だった。ちょうどこの辺にゲームセンターやボウリング場があって、みんなでよく遊んだ。
まだ工事中のところが多く、交差点まで進めないのでまた建物に戻る。

この辺が109のようだ。迷い込んで入ってしまったら、入場制限がかかっていた。天王寺に定着するかな。

そして近鉄だ。本当にできるのだろうか。
阿倍野を後にし、環状線沿いに大正駅を目指す。そして大阪駅上陸だ。
南霞町あたりは、いつもの新世界の風景だ。新今宮のスーパー玉出で飲み物を買い、四ツ橋筋を北へ。
環状線が見えなくなったので大国町交差点で西へ。
道路は広いが人通りは少ない。敷津西というところだ。狭い交番の中に若いカップルがいる。有名な店もラブホもないぞこの辺は。
関西本線が地下に潜る辺りに出た。北へ行けば湊町だ。
なにわ筋の交差点角に、前にテレビで見た八百屋さんがあった。安いがここまで遠いなあ。
芦原橋から再び環状線沿いに。阪神高速と南海を潜って跨いで、次は木津川を渡ると大正駅は近い。
大浪橋という見事なアーチ橋を渡る。船を久しぶりに見た感じがする。どうも震災のイメージが浮かんで仕方ないのだが。
橋を渡ってすぐ北へ進むと、すぐ大正駅だった。環状線も久しぶりに乗る。
大阪駅オープンの影響かは定かではないが、電車は微妙に遅れていた。
大阪駅に着くと、橋上の改札を目指す。いやさすがにすごい人だ。
商業施設には入場制限もかかっている。広場の片隅は、さながらテレビ局の機材置き場みたいになって、スタッフが陣取っている。
まあ、ここはいつでも行けるので今度ゆっくり見て回ろう。といっても用があるのは三越伊勢丹のデパ地下だけだが。
帰宅すると、おかんが大阪駅のニュースを見ていた。どうやら私は映っていなかったようだ。