日韓交流を妨げるつもりは毛頭ないし、ドラマに感化されてロケ地を巡ることを非難するつもりもない。私も、東京へ行く機会があれば「探偵物語」のロケ地へ行ってみたいくらいだ。
しかし、柳の下のドジョウを躍起になって探しまくっているテレビ局の姿勢だけは、許すことができない。そう思ったのは、フジテレビの「クイズ・ヘキサゴン」を観てからだ。
その日、番組の回答者はいわゆる一発屋の人達を集めていた。メンツからして、ほとんど紳介師匠の身内(円広志と桑名正博と高原兄て・・・)であるが、こっちとしてはそのほうがトークも冴えるので面白いだろうと観ていた。しかし、この日は番組中に冬ソナの未公開シーンを流すという知らせが何回もあった。別に気にも留めずに観ていたのだが、それは8時40分頃のことだった。
ある回答者が問題を指定すると、それは冬のソナタに関する問題であった。そこで、その未公開シーンが流れたわけである。
よーく考えていただきたい。
視聴率稼ぎで未公開シーンを流しているのは明らかである。8時40分頃といえば、水戸黄門なら印籠が出る時間だ。
しかし、普段の回答者は問題をランダムに選んでいる。ということは、この時間にこの問題を選ぶということを、予め決め打ちしていたのだ。
これがテレビのやり方である。一応スタッフの名前を列挙しておくが、一番悪いのは編成のバカ共である。
■プロデューサー・演出
神原 孝(バラエティー制作センター)
■プロデューサー
西 雅史(D:COMPLEX)
■ディレクター
池田よしひろ(D:COMPLEX)
奥村達哉(D:COMPLEX)
武田直也(D:COMPLEX)
■制作
フジテレビバラエティ制作センター
■制作協力
D:COMPLEX
面白いクイズ番組だったんだけどね。