今年二回目の天体イベントである、金星の日面経過が6日の朝から昼にかけて起こった。
前回の金環日食と比べると、あまり満足度が足りないという人も多いと思う。
この現象はもうプロやアマチュア天文家の領域であって、ちゃんとした機材がないと面白くない。
日食グラスで見たところで、そういえばなんか点みたいなものが見えるなあという感じだったと思う。
そこで、プロの観測をご覧いただこう。
http://venustransit.gsfc.nasa.gov/
http://hinode.nao.ac.jp/news/120606VenusTransit/
非力なPCは少々辛いが、太陽の上に点が動くようなチャチなものではなく、太陽の前を金星が通過するというのはこういうことだと言わんばかりの迫力ある映像になっている。
もちろん、実際に直接その目で観測することはいいことだ。
天文に少しでも興味を持って、何もない日でも星空を見上げてもらえれば嬉しい限りだ。