シティボーイズミックス「動かない蟻」

2年ぶりの大阪だ。いや、正確には2年半前だ。
みなさん御歳を召されたので、もうあと何回観られるかわからないが、その全てに付き合うつもりだ。
さて、今年の作、演出は漫画家の天久聖一。ちゃんと読んだことはないが、独特の作風は理解している。
それがシティボーイズをどう動かすのか。
きたろうさん曰く、新しい風を入れたかったらしいが、まあ、そこはいつものシティボーイズだった。
ただ、エロとグロが格段に多かった。男根が出てきたときには私も思わず声を漏らした。
時節柄、放射能ネタも多かった。しっかりと風刺と皮肉は効いているが、被災地から離れているのでこっちのほうが気を遣う。
客演陣はしっかりとサポートしていた。荒川良々はメリハリのある芝居で、辺見えみりちゃんも叩かれながら健気に頑張っていた。逆に叩いていたけども。
そして、今回も斉木さんだ。久々に腹が捩れた。シティボーイズの微妙で稀有なバランスを垣間見た。
来年ももちろん、これからもずっと、誰かが死ぬまで観続けたい。
そして願わくば、最後はケラさんとコラボってほしいのが、私の願いだ。

みかつう

ツイッターは@crescentwroksだよん

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