父の看病

高熱で入院した父が、ストレスで不穏状態というのに陥った。
痴呆にも似た症状で、幻覚や幻聴、その場に合わない意味不明な言動、加えて夜間に出歩いたり、点滴を引きちぎったり、私が病院に行くと、そこには拘束された父の姿があった。
24時間の監視が必要だということで、昨夜私は寝ずの付き添いをしてきた。
それは聞いていた以上に酷く、5秒たりとも父から目を離せない。
拘束具を解こうとし、起き上がろうとするのを必死で止める。何度ナースコールを押したことか。
結局私は12時間もの間、ずっと父の姿を見つめ続けていたことになる。もう一生分見ただろうか。
ただの高熱だったはずだが、とんでもないことになっている。
正直、父が回復するのかさえ疑問に思うほどだ。
全国で家族の介護をされている方、自分達で抱え込まず、協力してもらえるところは他人に任せよう。
これはきつい。きつすぎる。

みかつう

ツイッターは@crescentwroksだよん

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