もはや茶番である。
野党が提出した内閣不信任案は、結局大差で否決した。
小沢グループ、鳩山グループが反旗を翻したかに見えたが、賛成票を投じた与党議員はごく僅かだった。
これを茶番と言わずしてなんと言おう。
政局に混乱を招いた野党、ひいては、与党内に混乱をきたした小沢代表以下の責任は重い。
しかしこの議決が、現内閣の信任に結びつくわけではない。
国民の間でも不信任感は確かにあるわけで、近いうちに菅内閣は何らかのケジメをつけることが必要になるだろう。
まったく、近年こんなに政治家が愚かだと思ったことはない。復興への道のりが、また遠くなった気がする。
月: 2011年6月
父の看病三日目
三日目ともなるとだいぶ慣れてきた。いやいや、睡眠不足に慣れたくはないが、きっちり食事と、何よりゆっくりと風呂にも入れているのでなんとか大丈夫だ。うんこが出ないのが気がかりだが。
今日からテレビがついた。一応各ベッドに一つあるのだが、配線がされてなかった。
やはりテレビがあると時間の進み方が違う。暇つぶしにはちょうどいい。ただし有料だ。
ワンセグは、残念ながら北向きの部屋なので生駒アンテナの電波が届かないのだ。
父の不穏状態もかなり落ち着き、今は浅い睡眠がずっと続いて、終始寝ぼけているような状態だ。
それでも、「お父ちゃん」と呼ぶとすぐに返事をするので、受け答えはできている。
さて、父がよくなってくると、今度はこっちだ。いつまでもこんな看病生活なんかしてられない。睡眠時間3時間未満がもう三日も続いているのだ。
病室には仮眠用の寝台も置いてあるが、さすがに横になるともう起きないだろう。椅子に座ってうとうとするくらいが精一杯だ。
できれば今日で最後くらいにしてほしいものだが。