2008年のパリダカ、テロ予告で中止になったのはまだ記憶に新しいことだろう。
以前にも競技者が狙撃されたり強盗に遭ったりしたことはあったが、競技そのものが中止になったのは初めてだった。
運営側はコースの大幅な見直しを余儀なくされ、その結果、2009年のパリダカは、南米で開催されることになった。
もうパリもダカールも関係ないw
チリとアルゼンチンをまたに掛け、アンデス山脈を越える過酷なルートだ。アフリカでも山脈越えはあったが、アンデス山脈とくれば標高4000m以上である。高山病は必至だ。プライベーターは更に過酷を極めるだろう。
そんな南米パリダカでも、日本からは三菱が連続して参戦を続ける。今年はパジェロではなく、ランサーで挑む。もちろんエースは増岡浩だ。
日野レンジャーの菅原さんも親子で参戦だ。御年67歳、素晴らしい。
場所や形態が変わっても、サビーヌの精神は受け継がれていくのだろう。2009年1月3日、ブエノスアイレスからスタートだ。