シュー兄初ポールである。彼がポールを獲ってこれだけ騒がれるのは久しぶりじゃないだろうか。
クリエンがひっくり返った以外はクリーンなスタートと思いきや、アロンソが接触でフロント破損。クルサードもストップ。けっこう接触があったようだ。そのためコース内にパーツが散らばり、ちょっと危険。
トップを快走するシュー兄を追うマクラーレン二台。この構図も久しぶりだ。しかし返して言えば、またつまらないF1に戻ったとも言える。
と思いきやレース中盤、独走かと思われたシュー兄だがピット作戦の妙でマクラーレン勢にトップを明け渡す。
替わってトップに立ったモントーヤだが、突然のスローダウン。ギアかな。
アロンソは運気が一気に落ちてしまったようで、ピットでもトラブル発生。運のなさはトップのライコネンとて同じ。最後までいけるのか。ここで一矢報いておきたいものだが。
終盤、2位兄3位弟の兄弟対決。双方譲らずフィニッシュ。ラルフはトヨタで初の表彰台。琢磨も8位入賞。
ライコネンがこのまま上昇気流に乗れば、チャンピオンシップは面白くなる。アロンソを潰すのはやはり若さなのか。