月9で刑事ものをやったのは記憶に新しいところだ。主役二人のガンアクションに過度な期待はしていなかったが、無難にはこなしてくれたと思う。
今クールから始まる、TBSのあの水戸黄門の枠でやる刑事ドラマの番宣を見た。驚くことに、キャストが銃を構えるカットが続くのだ。ちょっとびっくりした。
あぶない刑事終了以降、刑事ドラマからガンアクションが消えた。
そんなものがなくても刑事ドラマはできると世間に知らしめたのは、あの踊る大捜査線である。現に大成功を収めている。
しかし最近、だんだん刑事ドラマにガンアクションが復活しつつあるのだ。
で、その番宣を見たドラマだ。あの時間帯はソフト路線のはずなので、銃を前面に出すようなことは絶対にないと思っていた。
まあ、番宣だけに刑事モノのキャッチーな感じが欲しかったのかもしれないが、にしても、どうやらその辺はしっかりしてそうな雰囲気だ。
主役の佐々木蔵之介さんは、ちゃんとトリガーガードの外に指が出てるし、脚本に大川さんの名前もある。
第2話のゲストは神田正輝さんだ。まさかシルフレのSW59なんかは出てこないんだろうけど。
カテゴリー: テレビ
地デジ雑感
もう今や番組はほとんどがハイビジョン制作だ。画面いっぱいに出演者が映り、ああ、タレントさんってこんなに化粧濃いんだ、と思わせる。
女の子は確かにきれいに映る。若ければ若いほど。
しかし、CMはまだ半分以上がまだ普通サイズだ。ただでさえ金を食うCM、デジタル時代はかなり苦戦を強いられるだろう。
一つ気になるのは、たまに一瞬ブロックノイズが走ることがある。たぶんだが、家の前を車が通るとどうも起こるようだ。それも毎回じゃないので、例えばナビを使ってる車とか、トラックなんかはCB積んでるので、それに干渉するんではないだろうかと思う。
HDDレコーダーは、録画モードを最低レベルにしたら、VHSの3倍よりひどい画像だった。
試行錯誤で、今はハイビジョンの最低レベルに落ち着いている。それでも200時間以上録画できるのだから、すごいもんだ。
また昔やってたみたいに、映画のガンアクションばっかり集めたDVDでもつくるかな。
地デジがやってきた!ヤァ!ヤァ!ヤァ!
古いか、このタイトルセンスw
きっかけは、お隣さんだった。お隣さんが地デジの工事をするとかで、おかんがやたら興味を持った。
私の知らないうちに話をまとめていて、先週は地デジ対応テレビが2台きた。
で、今日、長年お世話になっている電気屋さんがやってきて、アンテナ工事が完了した。その電気屋さんの口ぞえで、DVDレコーダーもやってきた。
いやあ、ノイズもゴーストもない映像はやはりきれいだ。
パナソニック系の番組予約は、シャープ系に慣れていると若干見難くて使いにくい。
AV機器はメーカーを統一して揃えたほうがいいのかもしれない。リモコンも違うしね。
ともかく、録画予約が便利になったのはいい。これでブラタモリも見逃さずに済む。
あとはキャプチャー環境か。程遠いなあ。
ダウンタウンDXのスロット演出
最近はブラタモリがあるのであんまり見ていないダウンタウンDXだが、このスロットはちょっときついなとは思っていた。
トークになると画面にスロットが現れ、話のオチのところで絵柄が揃ってフィーバー、みたいな感じの演出だ。
確かに、トークにめちゃくちゃジャマだし、さあオチだ笑え的な感じさえする。
番組HPなどに掲示板がないので、番組の構成作家のブログにコメントが殺到し、見事炎上してしまったそうだ。
作家さんはとんだとばっちりで、責められるべきはディレクターであり、プロデューサー、編成クラスだろう。
あくまで推測だが、どっか上のほうから何かをなんとかしろと言われて、こうなったのだろう。こんなダサい演出が作家側から提案されることはまずない。
もしかするとそれは、視聴者の苦情からかもしれない。
例えば、トークの盛り上がりがわからないので面白くない、などという苦情が来たら、私も同じことをするだろう。
バカなテレビ番組は、バカな視聴者を増やし、結果、良質なものまでわざわざレベルを落としてしまう。
しかし、あの演出、ダウンタウンサイドは了承しているのだろうか。トークを潰すようなあんな稚拙な演出、まっちゃんが一番嫌いなパターンなんだが。
東京DOGSのガンアクション
月9が刑事モノとはかなり珍しい。しかも小栗旬、水嶋ヒロの2トップだ、数字が取れないはずがない。
しかしそこはみかつうONLINE、ちょっとチクッと突いてやろうと思う。
二人とも刑事役なので、当然銃を扱うシーンがある。特に小栗くんは、NY帰りで武器の扱いに精通しているという設定だ。
確かに、見ていると構えもしっかりしているし、役者さんなのでそれなりに研究している努力が窺える。
しかしだ、一つ大きな問題点を見つけた。発砲シーンだ。もしかすると、(まあガンマニアはこんな月9などは見ないだろうが)気付いた人もいるかもしれない。
銃を撃つ時に、ただ引き金を引いて発火させているだけで、撃っていないのだ。
つまり、相手を見ていない、ターゲットに対して銃を撃っていないのだ。
刑事が銃を撃つときは、犯人に対してその行動を阻止するなり、何らかの目的を持って撃つ。それがないのだ。そういう芝居が伴っていないのだ。ただ、銃をバンバンと発火させているだけなのだ。
カット割りで例えサイト上に相手がいなくても、そういう芝居ができていないと、画面に説得力がなくなるのだ。
そういう風にドライに銃を撃つ刑事なら、話は別だが。どうだい、小栗くん。
BS世界のドキュメンタリー:シリーズ 宇宙に挑む
第一回はNASA以前の宇宙開発の話だった。宇宙開発は最初からロケットだったわけではない。初めは気球だったのだ。
もちろん気球では宇宙空間にはいけないので、成層圏まで上っていろんなデータを取るわけだが、そのテストパイロットが実にかっこいい。
ジョー・キッティンガーJrというパイロットだ。
ありとあらゆる戦闘機を乗りこなす彼は、命の危険を顧みずに誰も行ったことのない宇宙と地球の境界へ赴く。
気球実験は彼のおかげで成功するが、その頃、ロシアでスプートニクの打ち上げが成功する。そしてアメリカもロケット開発へと突き進むわけだ。
それでも、キッティンガーを初めとする気球チームは更に実験を行い、高度30kmからのパラシュート脱出に成功、一躍脚光を浴びる。
しかし、またしてもロシアが有人宇宙飛行に成功、人々の注目は再びロケットに集まるのだ。
気球実験で得られたデータは、もちろんロケット開発にフィードバックされるが、NASAはそれを無視することもあった。それは、やがて悲劇へと結びつく。
いやあ、面白い。久々にドキュメンタリーで感動した。
今夜は残念ながら流星観測で見られないが、この感動を持って夜空に思いを馳せよう。
キッティンガー最高!あんたは宇宙のヒーローだぜ。
所さんの目がテン!
先日、放送1000回を迎えた。意外な長寿番組だ。今春の改編まで、日曜日の朝7時の放送だった。つまり、1000回の95%以上はその朝の放送である。足掛け20年、すごい番組だ。
時間は30分、内容はいわゆる科学情報番組で、些細な疑問を科学的におもしろおかしく解決する。
土日に仕事が多いので、この番組は昔からよく見ていた。日曜の朝7時なんて、何も見るものがないのだ。
1000回の放送は、仕事場でワンセグ視聴していた。残念ながらケーキは見られなかった。
所ジョージというビッグネームが出演しているにもかかわらず、これだけ長い間続いているのは、番組のいい意味での気負いのなさと、ネタのリサーチ力だろう。
タモリさんのタモリ倶楽部のようなものかもしれない。
今後も続いて欲しいし、できたら放送時間を元に戻して欲しい。