今年はやっぱり「不」の一年

大企業の品質管理問題が後を絶たない。
ここにきて大きな談合問題が持ち上がってきた。
やはり今年は不倫、不義理、不道徳の一年だったように思う。
もちろん、他人のすることにいちいち信用など置いていないし、所詮はそんなもんなのでさして驚くことはない。
しかしがっかりである。
人間、裏では悪いことをしているのが基本なのだろう。
いやはや。

台風そして選挙

南港で真横に吹く雨風に晒されてきた。
ものの5秒でスーツがびしょ濡れだ。
いろいろ文句を言いたいが済んだことなのでよしとしよう。
台風はやや急ぎ足でやってきた。
予定なら明日は休みのはずだが、ヘタすると朝から行かないといけないかもしれない。
昼から出勤は確実だ。
首都圏は朝に直撃なので諦めてみんな休んだ方がいいぞ。
さて選挙だが、希望の失速で自民がかなり優位になったようだ。
民進党の左派排除はやはりバカな国民には弱い者いじめに見えたようだ。
次回は小池氏自ら出馬して(もう東京なんかどうでもええやん)、日本の政治をかき回してもらいたい。
そしてやはり立憲民主党が来た。これは想定内だ。
案の定左翼の票を吸い上げてだいぶ躍進しそうだ。
「まっとうな政治」とか「右でも左でもなく真っ直ぐ前を」とか言っているようだが、「まっとうな政治」というのは、中韓が「正しい歴史認識を」という理屈と同じで、誰にとって「まっとうな政治」なのか、結局は左翼にとって「まっとうな政治」を目指しているに過ぎない。
この辺の理屈っぷりはさすが左翼だ。国民を欺くのが実にうまい。
立憲民主党は共産党、社会党じゃないわ、なんだっけ、まあいいか、に次ぐ左翼政党であることを、国民は強く認識する必要がある。
左翼が悪いというわけではない(共産党は悪い)。立憲民主党のような政党は日本に必要な政党だ。
しかし首相の選挙演説を妨害したり、沖縄の基地で座り込んで警察官に罵詈雑言を浴びせてみたり、隠れて北朝鮮に支援したり、そういう連中も支持しているということを忘れてはならない。
そういう連中が支援している政党が政権を握ったとき、この国がどうなるかは推して知れよう。
さて、台風どうなったかな。

期日前投票いてきた

朝の僅かの止み間をついて虫撮り兼期日前投票に出かけた。
止んではいたがこんな天候で虫がいるわけもなく、カタツムリとアマガエルを撮って早々に退散。
午前中に区役所に到着した。
しかし、そこには既に長蛇の列が。100人以上は確実にいた。
車も駐車場へ入る列が大渋滞だ。
明日は台風接近ということもあってのことだと思うが、もう止み間どころか雨はじゃじゃ降りで、明日も昼までくらいなら台風の影響もそんなにないと思われ、できるなら明日近場で投票したほうがいいような気もするぞ京都市民よ。
小一時間ほど並んでようやく投票。
それでもまあ、明日の台風で行けなくなる可能性を考えて今日来た人も多いと思われ、世の中まだまだ捨てたもんじゃない(投票先にもよるがw)。
さて、選ばれた議員どもはしっかりやれよアホンダラ。

その名は立憲民主党

希望の党をハブられたリベラル派がついに結集した。
これは敵ながらエールを送りたい。よくぞ結集してくれた。
政治家の技量で言えば、後出しで希望の党にのこのこ行った連中よりよっぽどレベルの高い議員が集まっているだろう。
これで今度の選挙は、自公、希望維新、立憲民主の三つ巴の戦いになること必至だ。
候補者調整は立憲と共産で行うだろうし、面白い選挙になるだろう。
反安倍票を二党で食い合い、辛くも自公が過半数ギリギリ、というのが私の予想である。
どの道、安倍政権は終わると踏んでいる。
有権者、そして議員になる人たちには未来を見据えてもらいたい。
恐らく次の政権も安倍路線を踏襲するはずだ。
首がすげ替わっただけでたぶん何も変わらないと思う。
そこで各野党の独自色をどれだけ出せるかが勝負だ。
民進党は、結果的にいい分裂の仕方になった。私がもともと要望していた形だ。
よくよく考えれば、よくも今まで保守革新入り混じって活動ができたものだ。
まさに烏合の衆である。
これからは新しい党で同じ志を持つ者同士、切磋琢磨して頑張っていただきたい。
さあ、まだまだ面白くなってくるぞ。

見捨てられたリベラル派

希望の党の小池代表は、合流する民進党議員をきっちり分別すると言っているようだ。
保守革新入り混じった民進党が、まるごと合流というのは虫が良すぎる話だ。
ここはきっちりふるいにかけて、リベラル派の議員は完全に排除していただきたい。
議員はそれでいいのだが、問題は有権者のほうだ。
私はリベラル派に政権は絶対に渡さないが、リベラル派の政党は必要だと思っている。
それは有権者のためだ。
いろんな考えの議員がいるということは、つまりいろんな考えの有権者がいるということだ。
そこがベースでなければならない。
今度の選挙で、希望の党は中道保守路線を取る。
原発ゼロを掲げてはいるが、他の政策は自民党とほぼ同じだ。
民進が解体された今、リベラル派の有権者の受け皿がない。
いや、あるにはあるのだが、矮小な党では何の役にも立たない。
今こそ、共産以外の左派が結集すべきなのだ。
蓮舫氏でもいい、福島氏でもいい、左派をまとめて新党を立ち上げるべきだ。
しかし今のところそういう声は全く聞こえてこない。
そればかりか、右往左往している様子が目に見えるほどだ。
リベラル派が動かなければ、所詮反対するだけの無能な連中というレッテルを貼られる。
次の選挙では、間違いなく安倍政権は落ちる。
しかし、また新たな次の”安倍”政権が君たちの前に立ちはだかる。
今まとまっておかなければ、もうリベラル派は二度と立ち上がれないだろう。
君たちのためではない。有権者のために立ち上がるのだ。
でなければ、共産党に票が流れてしまう。
これこそ保守としては最も阻止しなければならないことなのだ。
頼む、立ち上がってくれリベラル派議員よ。

自民は破れ、民進は消える

勝てると踏んで解散した安倍首相。それが誤算に変わりつつある。
希望の党の勢いはたぶんこのまま投票日まで続くだろう。
そして自民は破れ、民進は消えるだろう。
前原氏は実にタイミングの悪い代表就任だった。
代表でなければ、彼も民進を出たに違いない。
民進は保守と改革があまりにも入り混じり過ぎた政党だ。
改革派も行動を起こして、左派政党でまとまるべきだったが、時すでに遅い。
今度の選挙では、無党派層は間違いなく希望の党に流れるだろう。
自民は、政党支持率が上向いたとはいえ、これまでのいろんな問題が忘れ去られたわけではない。
もうそろそろ違う空気を、と考えている有権者もきっといるはずだ。
人生、一寸先は闇である。だからこそ、備えが大切だ。
私のようにノープランなバカもいるが、政治家がそれではまずい。
安倍首相は自身の後継者を育てるべきだった。
そして自民は破れ、民進は消えるだろう。
さて、面白くなってきたぞ。

希望の党は希望足り得るのか

小池新党がいよいよ現実のものとなった。
保守系有権者はきっと心待ちにしていたに違いない。
自民党に似ているが自民党ではない。そんな政党は恐らく今までなかった。
(公明党は所詮宗教政党なので除外w)
東京都政で自民党を圧倒した勢いで、国政に乗り込んでくるわけだ。
果たして、希望の党が国民にどれだけの希望を与えてくれるのだろうか。
これでますます存在意義が薄くなったのが民進党だ。
私は以前から言っているが、民進は保守系と革新系で分かれて解党すべきだった。
革新系は共産以外の左翼政党と徒党を組めば、かなりの勢力になったはずだ。
そういう時間も与えない今回の解散劇は、いろいろ揶揄されてはいるが見事としか言いようがない。
だがそれは逆に、希望の党が台頭して、安倍首相の足元をすくう可能性も大いにある。
安倍首相は過半数を獲れなければ辞任すると言った。その可能性がなきにしもあらずなのだ。
もしそうなれば、長年左翼政党が目の敵にしていた相手が倒れるわけだが、彼らは手放しでは喜べない。
彼らが倒したのではなく、もっと手強い敵が一つ増えたに過ぎないからだ。
選挙や政治に大義もクソもない。
そこにあるのは勝ち負けだけだ。
世の中、勝ったものが全てを制する。先の戦争がそうだったように。
さて、今回はどちらが勝つのだろうか。
実は私の心も揺らいでいたりする。