一日のうちで、トイレに入っている時間は合計15分くらいだろうか。
そのうち、大きい方は通常なら一日一回として長くて5分くらい。
その隙に地震はやってきた。
もうどうしようもない。
ただ揺れが収まるまで待つしかない。
揺れは体感で15秒ほど続いただろうか、ビリビリという震えるような揺れだった。
幸いにも大部分が出たあとだったので(失礼)、なんとなく後ろ髪(髪じゃねえけどw)をひかれつつ、トイレを出た。
うちの付近は震度4、震源は高槻で震度6弱。
朝の出勤時間だったので、電車内に閉じ込められた人も多かったと思う。
私は出勤前だったので、交通の様子を見ながら、とりあえず地下鉄とバスの選択肢があるので、バスを選んで出勤した。
しかし当然ながら、本日は業務停止ということで早々に帰宅したわけだ。
家に帰って改めて様子を見てみると、座りの悪いものは二三倒れたり転がっていただけで、物損は皆無だった。
昔小学校のころ、担任の先生がこの付近は地盤が硬いので地震には強いとおっしゃっていたのを今でも覚えているが、どうもそのようだ。
それでもまあ、地震はいつどこに来るかわからない。
今回の高槻の断層が地震を引き起こす確率は0.02%とかSNSのタイムラインで見かけた。
そんな確率など何の役にも立たないことが、この地震で証明されただわけだ。
近い将来、大きな地震は必ず起こる。
そのために備えることこそが重要なのだ。
しかし頼むからトイレ中は勘弁してくれ。