RAPPELZ

ラペルズと読む。
モンスター討伐に重きを置いたMMORPGで、生産システムはない。
だがかえってその単純さがプレイヤーを引きつけ、比較的評価の高いゲームだ。
モンスターがドロップするスキルカードとクリーチャーカード(一部を除く)は、ゲーム内で高額で取引されている。
なかなかドロップしない上に、スキルカードに至っては自分が使えるスキルカードを得るのは至難の業だ。
オークションで売ってしまえば、その資金で武器のアップグレードができる。
昔一度プレイしていたゲームで、久々にやってみようとインストールしてみたら、サーバー負担軽減のキャラ削除とかで、放置アカウントが削除されていた。
ま、いいけど。

http://rappelz.gpotato.jp/

アトランティカ

先ごろ正式サービスを開始した、今年最後の大型MMORPGだ。CMも流れていたのでご存知の方もいると思う。
傭兵を雇用してパーティを組み、戦闘はターン制のシミュレーション形式で行う。
最初は操作に手間取るが、何事も慣れだ。陣形や傭兵の武器などで多種多様な戦闘が行われる。もちろん魔法もある。
パーティも組め、最大で27人。敵も含めると54人の敵味方が入り乱れる。だがそうなると、画面が小さくなるので見難いかもしれない。
生産スキルに制限がないのは実に魅力的だ。生産スキルは取得に制限があるのが常だが、このゲームは金と時間さえかければ全ての生産スキルが取得できる。廃人覚悟なら、だ。
こまつの音楽もいいぞ。

リネージュRe:

老舗ネットゲームに大きなアップデートがあった。
昔アカウントを取っていて、最近たまたまインしてみたら、課金してないはずなのに一ヶ月ほど残っていた。
おかしいなと思ったら、休止ユーザー対象の無料キャンペーンだった。というわけで、久々にやってみた。
大きな変更点は料理と釣りだ。といっても久しぶりすぎて変更という感じがしない。
食料品アイテムの使い道ができたのは拍手すべきか。釣りは基本的にあまり好きではないので、もっとプレイヤーが食いつくような要素が欲しかった。
ネットゲームが氾濫している今日、月2千円はやはり高い。他にはない時間課金もあるが、それでも割高感は否めない。
次にアップデートするのは料金体系か。

ダレットワールド

カプコン系のゲームポータルであるダレットが運営するコミュニケーションゲームだ。
こういうのが日本で定着するのはかなり難しいと思う。
ゲーム性を無視して同じようにコミュニケーションを売りにして始めたときメモオンラインも一年もたずに潰れたし、海外で人気のセカンドライフも日本では今一つだ。
何より、ノンゲームでは資金回収が非常に難しい。ゲームでさえ四苦八苦しているのに、アバターに金を払うプレイヤーが果たして何人いるだろうか。
例えば、カプコンには大人気のモンハンや、正式サービスを控えているストリートファイターオンラインがある。
それらと連動したコンテンツや、関連したコンテンツなどを導入すれば、プレイヤーの裾野も広がるのではないだろうか。
イベントが少ないのも問題だ。運営が主催するもよし、ユーザーに委ねるのもよし。
コミュニケーションを売りにするなら、プレイヤー同士の接点をもっと増やすべきだと思うのだが。

ドルアーガの塔 -the Recovery of BABYLIM-

コンシューマやアーケードで一世を風靡した、あのドルアーガの塔のオンラインMMOだ。面クリア形式のパズルアクションを大胆にMMORPGに仕立て上げてしまった。
あの、とは言ってみたが、私はあまりプレイしたことがない。
思い入れのあるプレイヤーは楽しめるかもしれないが、我々のようなプレイヤーは他のゲームと大して変わらない印象を受ける。
敵を倒し、レベルを上げ、アイテムを獲り、クエストをこなし、塔を探索する。どこにでもあるようなMMOだ。
グラフィックも美麗ではないし、アクションに特徴があるわけでもない。
それでもこうやって運営できるのは、ドルアーガの塔というネームバリューのおかげだろう。

Age of Armor

数少ないメカニカルMMOである。βサービス開始当初は、そのもっちゃりしたグラフィックや中国産ということもあり、一斉にクソゲー判定がなされた。
しかし、時が経つにつれて、このゲームの魅力に気づくプレイヤーが出始め、賞賛の声が上がった。
プレイヤーは、アーマーという乗用兵器を使って敵を倒し、パーツをアップグレードすることによって能力を上げていく。
レベルが上がるとスキルに振り分けるポイントが得られ、アーマー搭乗に必要なスキルに割り振っていく。
アーマーをグレードアップするまで、ポイントは温存しておいたほうがいい。
アーマーパーツは敵ドロップか、アイテム合成で手に入る。この管理がいささか複雑だ。
パーツにはグレードがあって、同じグレードを揃えられればベストだが、パーツによって必要なパラメータがあるので注意が必要だ。
まだオープンβなので実装されていない機能もあるが、変形機能などは早く見てみたい。
なかなか、いろんな意味で味のあるMMOである。

Soul of the Ultimate Nation

MMOは、ある意味で危機的な状況になっている。
コンシューマーゲームのように、開発費の回収が困難になりつつあるのだ。
プレイヤーを取り込んで金を払わせるには、相当な+αがないとだめだ。
韓国製のこのMMOは巨額の開発資金が投入されており、そういう意味ではかなり危険である。
が、しかし、他とは違う何かをプレイしてみて感じるのだ。
美麗なグラフィックの割に必須環境でもストレスなく動き、ゲームバランスも悪くない。
キャラクターメイクはかなり厳しいようで、ステータスの割り振りには慎重を要する。
まだまだ実装されていない機能があるが、今後に注目したいMMOの一つである。