今年中の発売と聞いていたのだが、より熟成を計るようだ。近々プレイできると思っていただけに残念である。
しかし、そうなると新学期に合わせての稼動ということになるのだろうか。やはりイベントは季節感を持てるリアルタイムでやってもらいたい。
まだどういうシステムなのかわからないが、一つ気になる点がある。プレイヤーになりすました出会い系の業者が出て来やしないかということだ。
他のプレイヤーと親密になって、個人情報を聞き出して悪用することも考えられる。特に男子は美人局に注意だろう。いくら女性キャラでも、操作しているのが女性とは限らない。
不正ツールやデータ改竄にとかく悩まされるオンラインゲームだが、ゲームの内容が内容だけに新たな問題が出てくるのではないかと思う。そのあたり、しっかり作っていただきたい。
カテゴリー: ゲーム
UCGO失敗の理由
ガンダムオンラインは、宇宙世紀という世界を再現するというのが売りだったように思う。スペースコロニーがあり、地球があり、ルナツーがあり、連邦があり、ジオンがあり、そしてガンダムがあり。
その世界の中で、自由に暮らせると思ったからこそ、私はベータテストに参加した。
ところが蓋を開けてみると、確かにフルスケールの地球はあって、モビルスーツ(以下MS)もあったが、そこに宇宙世紀という世界はなかった。
モビルスーツとショップ、申し訳程度の街が漫然とあるだけで、軍組織や行政機関もない。プレイヤーは、ショップからMSや弾薬を買い、他のプレイヤーやNPCを撃つ。
ショップでMSを買うという時点でもうおかしい。MSや弾薬は軍から支給されるものであり、MSに乗りたければ軍に属さないとならない。じゃあショップでそのうち戦艦も売るのか。
例えば、新規プレイヤーは民間人でスタート、初歩的な訓練を行う。軍事的な訓練もあれば、普通に暮らしていくのに必要な訓練もある。それによって、軍人になるか、民間人として暮らすかを選択する。
軍人になれば、教練や演習に参加し、ある程度のスキルを上げたところで実戦に投入される。戦闘機乗りになるのもいいし、戦車乗り、もちろんMS乗りもいい。
そして戦果を上げて昇進し、部隊を指揮したり、戦艦の艦長を目指すのもいいだろう。そのまま前線で戦い続けることもできる。もちろん、軍を辞めて民間人に戻り、軍需産業でMSの開発、なんてのもありだろう。
つまり、マゼラアタックで戦うということが、スキルの低い序盤でしか意味がない、というのではだめなのだ。あらゆるプレイヤーが、あらゆるシーンで主役にならないといけない。
このゲームには、シナリオという必要不可欠なものがあろうことか欠けてしまっている。それに気づかないまま、ずるずると4年も開発を続けてきた。誰もそれに気づかずにだ。
ゲームの自由度とは、プレイヤーをほったらかすことではない。一本筋の通ったシステムがあり、それを選択するかしないかという自由度を示すものだ。
ファーストガンダム世代をターゲットにするには、残念ながらあまりにも幼稚だと言わざるを得ない。
ハード面ばかりに目を向け、フルスケール再現という下らないプライドを押し通した結果、こんなにつまらないゲームになってしまったということを、もう何を言っても遅いのだが、スタッフ、特に上の連中には理解してもらいたい。
しっかりこのゲームをつくれば、今まで開発に注ぎ込んだ資金など、1年で回収できる可能性があるということを、最後の手向けとしよう。
ウルティマオンライン:装備全ロスト
朝の情報番組の占いが上位にあったときほど、その日はロクなことがない。
ミュージックボックス用のギアを獲りに、テイマーキャラでロングダンジョンへ向かった。ゴーレムにペット攻撃は無効だが、自動反撃を使えばそこそこいける。連れはメアとWWだ。
ダンジョンには誰もおらず、ゴーレムは湧き放題だった。近くの一匹を入り口付近まで誘導してインビジ、WWが攻撃するのを待つ。
1、2匹やったが、ギアは出ない。3匹目を引き連れてきたとき、インビジが失敗してスタンパンチを食らい、そのまま死んでしまった。
ダンジョン外にいる野良ヒーラーに蘇生してもらい、ダンジョンに戻ると、倒し損ねたパラゴンゴーレムが死体のそばでたむろしている。なかなか離れてくれない。
このときまで、それほど深刻な事態とは思っていなかった。しかし、ゴーレムは一向に離れてくれず、このままでは死体が消えてしまう。一旦街へ戻り、包帯とインビジ用に最低限の秘薬を買ってダンジョンに戻る。
しかし、ゴーレムは入り口付近から離れず、二度三度と死んでしまった。いよいよやばい。ギア目当てで割りと人の出入りが多くなったロングだが、誰も来ない。
ようやく少し離れた隙に死体に辿りつき、回収したと思ったら、二度目に死んだ死体だった。その少し向こうに最初の死体が。もう一度WWを回復してゴーレムにアタックさせ、回収に向かったが、その目の前で死体は消えてしまった。
以前ぺドラムで何度も死んでしまったときに、保険の自動更新を停止していたので、アイテムに一切保険は掛かっていない。上位特効楽器、育成中の鉢植え、700超えの幸運装備、全てが消えてしまった。
さっさとパラゴンゴーレム修正しろよ。
リベンジにメイジキャラで向かってレアをゲットしたのがせめてもの救いだ。
全てを失ったテイマーキャラは、エルフに転生して新たなスタートを切った。また修行の日々だ。
ガンダムオンラインベータテスターとして一言
接近戦のないモビルスーツ戦に何の魅力があるだろうか。我々テスターは、一切接近戦を体験していない。いわば、いきなり導入されるわけである。ゲームバランスがどうなるのか、誰も予想できない。
宇宙世紀という世界観が売りだったはずのオンラインゲームは、モンスターがモビルスーツになっただけのクリックゲームになってしまった。
ジオンも連邦も名称だけ、軍や政府、バックグラウンドは一切ない。プレイヤーはモビルスーツや武器を店から買い、バトルフィールドで勝手に沸くNPCモビルスーツと戦う。
ゴッグに乗って連邦の補給線を叩くという、私が持っていた願望は、このゲームでは成就できないことがわかった。
現段階では、一円たりとも出せないクソゲーである。がしかし、今後の充実次第では、最高のオンラインゲームになる、・・・まあたぶん無理だろう。
SEEDではなく、一年戦争をベースにするなら、ハードではなくソフト面での作りこみが全く浅かった。本意ではないが、このオンラインゲームがバンダイにマイナスの影響を与えて、自戒を促すものになることを切に願う。
もうガンダムを食い物にするなと。
ウルティマオンライン:UOML初見
一週間遅れだが、ようやくUOMLをプレイすることができた。印象としては、事あるごとにユーザーの多くが非難してきた、アイテムゲーへの加速である。私はアイテムゲー大歓迎だが、どうもUOユーザーにはそれを嫌う傾向があるようだ。しかし、今のところそのような批判は出ていないように思う。まあ、それだけみんなが楽しめているということだろうか。
大きな拡張として、エルフの追加、弓作成の大幅な強化と伐採スキルによるレア材木などの作成アイテム導入、クエストシステム、ダンジョンの追加、といったところだろうか。
個人的には、伐採スキルを上げ切っていないので、レア材木や伐採による作成アイテムが入手できないが、それなりに楽しめている。
生産キャラのログインが前にも増して多くなった。クエストをこなすためあっちこっちへ移動して、レシピを集めなければならない。新アイテムの中には、このレシピがないと作成できないものがあるのだ。
ダンジョンでは、新MAFに群がる一団に私も混じって、いくつかゲットできた。そういう意味では、召喚魔法の制限はよかったように思える。またあのEV風呂が再現なったわけだから。
今度の拡張で、かなり長く楽しめる気がする。さあ、次の拡張は、果たしてどうなるのだろうか。どうもこのUOMLが、イタチの最後っ屁のように思えてならないのだが。
ウルティマオンライン:続・UOML買えず
7dream.comでの予約が再開されていた。しかし、土曜日に神戸まで仕事なので、なんとか店売りで手に入れられないかと、店を回ることにした。
まずは大阪駅前のY店。オフィシャルショップとして大量入荷が期待できる店だ。PCソフト売り場に向かう。山積みになった新規パッケージの横に、アップグレード版完売の文字が。やはりだめか。
もうこの時点でほぼ店売り入手は不可能だろう。だめもとで高架下のS店へ。あるわけがない。
最後の望みは、神戸のS店だ。どんな商品でも割と在庫があり、一縷の望みを抱えて店に行った。やはりだめであった。
仕事を終えて急いで帰宅し、着替えながらPCを立ち上げ、7dream.comにつなぐ。在庫少になっていたが、なんとか注文できた。これで9日には届けに来てくれるはずだ。
予想以上に、出荷制限は厳しいものだった。まさかこれほどとは正直思わなかった。発売日の入手が全く不可だったわけではない。いくらでも予約できる機会はあった。なまじ街中に住んでいるために、店に行きゃあると思って高をくくっていた私のミスである。
しかし、EAにはこういう販売形態でいいのかということを、もう一度よく考えていただきたい。
プレイ環境を維持するために出荷制限を行った結果、プレイヤーに対して平等に与えられるべきアップグレードの機会を損ねさせたわけである。
全プレイヤーに行き渡るだけの商品は用意されている。我々は目の前にニンジンをぶらさげられ、どこかにあるはずのその商品をうらめしそうに思うしかないのである。
せっかくの新しい拡張への楽しみが、これだけ不愉快な思いをさせられてしまうと、来週まで維持できるかどうか、少々不安である。
ウルティマオンライン:UOML買えず
出荷制限は知っていたが、発売日に店頭で買えないことはないだろうと思っていた。ところがだ。昼過ぎに出かけたにもかかわらず、近畿に拠点を置くJ店はおろか、S店にも全く在庫はなかった。アップグレード版の話だ。
出荷制限はわかる。武刀の天地のとき、アカウント管理サイトやゲームサーバーが多大なトラフィックで二日くらいまともにアクセスできなかったことを考えると、妥当な処置と言える。
しかし、アップグレード版(以下UG版)をもう少し多めに流通させてもいいのではないだろうか。はっきりと見たわけではないが、新規版とUG版は同数のようだった。S店に買いに行ったとき、新規版の横のUG版が売り切れたと思われるスペースは、新規版と同じだった。
発売日に買えたとしても、トラフィックで満足にプレイできなくなることを考えると少しは納得もできるが、気温30度以上、湿度80%以上の中を歩いて汗だくになりながら買いそびれたことを考えると、腹立たしいのは正直なところだ。