街車:MGA 1600


MGBはよく見かけるが、これは初めて見た。
イギリスのクラシックカーって雰囲気がモロだ。ブリティッシュグリーンもいい。
しかしオーナーさん、野ざらしの駐車場ってのはまずいんじゃないかい?オープンカーだし。
これって何か店舗の駐車場じゃなかったような気がするが。

街車:フィアット2300Sクーペ

フィアット2300Sクーペ
ふらっと本満寺へ入ったら、これがどーんと停まっていた。
一応これでも今までいろんな車を見てきたが、これは雑誌ですら見たことがない、全く知らない車だ。写真撮りまくり。
1960年代の車らしい。私が生まれる前に生産停止している。
ナンバーは隠したが、神戸から京都までこの暑い中走ってきているということは素晴らしい。
車を目にしたことも奇跡なら、こんな車が現役で走っているのもまた奇跡だ。

シロッコ復活


ポルシェとちちくりあっているVWだが、気がつけばさらっととんでもないことをしでかしていた。往年のスポーツクーペ、シロッコの復活だ。
車に関する情報収集をサボっていたので、知ったのはカーグラTVだった。
先代が92年まで、その後、コラードという名前で同じようなスポーツクーペを出していたが、それも95年で生産停止。直系シロッコの復活は実に17年ぶりである。
ジウジアーロの角ばったデザインからは一新、丸みを帯びた今風のデザインで、ぶりっとしたリア周りや、エラの張ったノーズが特徴だ。
エンブレムがグリルではなくフード上にあるので、それがVWの車だとわかるのにやや時間がかかるかもしれない。
昔のシビックに似た、日本人好みのスタイリングと言えよう。

新生カマロ


破綻したGMが、国有化されて再スタートを切った。で、一発目がカマロである。なんか、何を考えてるんや、みたいな感じだ。学習しろよ。
やっぱり、破綻したからやり直せとか言われたところで、どう捻っても自分の持ってるものしか出せないわけで、しばらくは長い目で見ていかなければならないだろう。
カマロと言えば、私はノーズの長いシュッとしたイメージがあるが、新しいカマロは初代に戻ったようなマッシブな感じだ。
そうそう、トランスフォーマーに出てた黄色い車だ。コンセプトモデルの発表から3年、2010年モデルとして出すようだ。
まあ、これはこれでよしとして、次のカードに期待したい。

http://www.chevrolet.com/camaro/

GM破綻

とうとうこの日がやってきた、という感じだ。
事前工作がうまくいったのか、市場にそれほど混乱は見られなかった。まあ、これからじわじわ出てくるのだろう。
既にサーブは放出され、つい先日、オペルの売却先がカナダのマグナに決まった。
再建案としては、当面の間国有化し、シボレーやキャデラックなどを残して他の不採算ブランドは売却(たぶん買うやつおらんで)、サターンやハマー、GMCも恐らく手放すものと思われる。
クライスラーの破綻も含め、アメリカのビッグ3はこれで完全に崩壊したことになる。
ヨーロッパでもけっこう大きな動きがあり、VWを子会社化してしまったポルシェが、やっぱり苦しいってんで経営統合の話を持ちかけたが、ご破算になったようだ。
フィアットはクライスラーに手を差し伸べ、北米への進出を図る。
こうやって記事にしても、一ヶ月もしないうちに状況は刻々と変わっていく。まだまだ業界再編は始まったばかりだ。

F1開幕

今年は遅い開幕となった。毎年コストダウンの名目でレギュレーションが変更されるが、今年のキーワードはKERS(カーズあるいはカース)だ。
KERSとは、運動エネルギー回生システムのことで、ハイブリッド車に使われている回生ブレーキと理屈は同じだ。
導入するかどうかは自由だが、パワーアップボタンのように加速が欲しいときには使えるアイテムだ。
毎年毎年コストダウンの名目でレギュレーションがころころころころ変わるが、結局それに合わせて新しいものを開発しなければならず、トータルではコストアップになっているということを、FIAのバカはまだ気付かない。死んでしまえ。
今年は予備知識全くなしで見たので、わからないことだらけだ。次に耳に飛び込んできたのはブラウングランプリ。なんじゃそりゃと思ったが、ホンダをロス・ブラウンが継承したチームだった。
オーストラリアGPは、そのブラウングランプリが初参戦で1-2フィニッシュという偉業を成し遂げた。トヨタも表彰台だ。
自動車業界を直撃した大不況は、F1にも大きな影響を与えた。止まない雨はないので、また昔のように賑やかにはなると思うが、いかんせんFIAの軌道修正は更なる改悪へ向かっている。