アニメとレーシングカー

SUPER GTの話。
スーパーカーから普通の車まで、いろんな車種がベースになっているレーシングカーが走っているのがSUPER GT。
マッハ号や初音ミクがペイントされた、いわゆる痛車が近年サーキットを賑わせている。そんな中、今年からエヴァンゲリオン初号機仕様の車が走り出した。あのカラーリングでサーキットを走っているのだ。
レーシングスーツもプラグインスーツ風なら、レースクイーンもレイ&アスカだったりして、けっこう徹底している。
実況のアナウンサーもなぜかノリノリで、ドライバー交代のときには、運転席をエントリープラグに例えてみたり、ピットアウトをリフトオフと言ってみたり、たぶん言いたかったんだろうなと思う。
慢性的なスポンサー不足の中、こういうタイアップも面白い。余談だが、レイのコスプレをしている娘はちょっとタイプだ。

で、でかいっ
http://car.watch.impress.co.jp/img/car/docs/365/725/html/052.jpg.html

今年のSUPER GT

BSの放送が日テレからフジに移ったので、第一戦は見逃した。ホンダがNSXに代わって新たにGT専用に開発したHSV-010というマシンがデビューしたようで、なんかデビュー戦が散々だったらしい。
そのHSV-010、第二戦は見事にポールtoウィンを飾って、今年もGT500はトヨタ、ホンダ、ニッサンの三つ巴が充分期待される。
GT300も面白い。ともすればGT500のお荷物的な扱いだが、なかなかどうして、面白いレースを見せてくれるのだ。
今まではどちらかと言えば客寄せパンダ的なランボルギーニ勢だったが、今年はガヤルドが参戦、表彰台を窺う活躍を見せた。
バラエティに富んだ車種が参戦するGT300、車を見ているだけでも楽しい。
それもそのはず、このSUPER GT、日本のモータースポーツ界の実力者達が勢揃いしているシリーズなのだ。
ドライバーは言わずもがな、監督も超一線級の元ドライバーが軒並み名を連ねている。星野一義、高橋国光、長谷見昌弘、鈴木亜久里、関谷正徳などなど、泣く子も黙る名ドライバーが勢揃いなのだ。
余りに盛り上がりすぎて、国内フォーミュラがさっぱりなのが懸案なのだが、どの道F1を目指そうというドライバーは海外へ行ったほうがいいわけで、SUPER GTがそこまで心配する必要はない。
死ぬまでに一度はサーキットへ観に行きたいのだが、いつになったら行けることやら。

今年のF1

序盤3戦が済んで、やや混戦模様な今年のF1。ポイントの配分が大幅に変わったせいもあるだろうが、久しぶりに誰が勝つかわからないF1になりそうだ。
しかし一番びっくりしたのは、あのシューマッハが復帰したにもかかわらず、すっかり過去の人扱いされているということだ。
成績を残していないこともあるかもしれないが、F1ターミネーターと呼ばれたあのシューマッハが、である。
日本コンストラクターの撤退、来年にはブリヂストンも撤退する。一人気を吐く可夢偉もマシンがイマイチで空回り状態だ。
景気が回復して、また日の丸の舞う賑やかなF1になってほしいものだが。

パリダカやってるよ

昨年ミツビシが撤退したので、メディアの露出はほぼ無きに等しいパリダカ。
心配になって調べてみたら、今年も元気に開催されていた。
コースは去年と同じアルゼンチン。不況で参加は激減したようだが、今のところ大きなトラブルもなく順調に日程を消化している。と思ったら、もうゴールじゃないか。
日本人はたった3チーム5両。あの菅原親子は今年も参戦だ。
ワークスが撤退した今、昔のようなプライベーターのラリーレイドに戻るのだろうか。それとも、景気がよくなったらまたワークスが戻ってくるのだろうか。
パリダカよどこへいく。

http://blog.livedoor.jp/we_love_adventure-paridaka/

メルセデスGP誕生

F1に明るいニュースだ。ブラウンGPをメルセデスが買収し、来期からメルセデスGPとしてのF1参戦が決定した。
今までマクラーレン、ザウバーと組んでいたメルセデスだが、これでフルワークス参戦となる。
ドライバーはまだ未定だが、ニコやハイドフェルドの名前が挙がっている。
F1であのシルバーアローが見られるのか、来年の楽しみがちょっとだけ増えたようだ。ま、焼け石に水かな。

世界不況がF1を襲う

ブリヂストンの撤退に加え、トヨタまで撤退を決めたF1。
毎年コスト削減と称して無意味なレギュレーション変更を続けた結果ともいえよう。
レギュレーションを変更することで、またそれに対応するコストがかかってしまうことを、FIAはとうとう最後まで気がつかなかったようだ。
コンコルド協定を揶揄する以前に、F1の存続を危ぶむファクターが顕著になってきた。
確かに、昔のいわゆるハイテクF1に比べると、近年のF1は見ていて格段に面白くなった。しかし、世界を取り巻く経済状況は、F1に対しても強烈な向かい風を浴びせてきている。
今年のストーブリーグは、いつもより薄ら寒いことになるだろう。