彦根もついでに行ってきた。
米原から北は鉄道のアクセスに乏しく、敦賀から湖東回りで抜けようとすれば、昼間は一時間に一本くらいしかない。
彦根に着いたのは14時くらいだったかな。
まあここも暑い暑い。
ちょうど15日だったので戦没者を弔う提灯がいっぱいあった。
彦根と言えば彦根城だ。
城は山の上にあるということを忘れていた。汗だくだくだ。
天守閣は30分待ちだったのでスルー。
しかしせっかくなので空いてそうな西の丸三重櫓というところの中へ入ってみた。
確か空調装置はついてなかったと思うが、風が通って涼しい。
絨毯もひいてあったので思わず横になりかけた。
殿様気分で街を眺める。
一通り回って下城。
デパートの最上階にえらくでかい鉄模のジオラマが。
ひこにゃんのお父さん。
今度はひこにゃんにお目にかかりたいもんだ。
カテゴリー: 散歩
敦賀いてきたその1
せっかくのお盆休みだが、酷暑が腰を重くさせる。
どっか行きたい、でも暑い、行きたい、暑い。
たぶん今の日本、涼しいところはどこにもない。それならなんかうまいものを食べたい。
昔は毎年母方の実家に帰省して、8番らーめんを食べていた。
よし、食いに行くぞ。
金沢は遠いので北陸で一番近い店舗がある敦賀に行くことにした。
8:21発の新快速を湖西線の3番乗り場で待っていると、新快速は0番乗り場から出るというアナウンスが。
ホームの前の方で待っていると、敦賀行はホーム後ろの方の4両へ乗れというアナウンスが。
なんかあちこち振り回されている。
なんとか乗車すると、通勤ラッシュ並の混雑ぶり。補助席に座れたのはいいが、のんびり車窓を眺めながらという希望は脆くも崩れ去った。
結局乗車率100%を維持したまま、敦賀に着いた。
最近改修されたのか、連絡通路やエスカレーターなんかはきれいだ。表では施設の工事もしている。
ガラスにばんばん当たっているトンボが出迎えてくれた。
調べたが何トンボかわからない。京都から離れるとこうも変わるのか。
店が開くまでまだ時間があるので、それまでプチ観光だ。
むむっ、誰もいない。
いるのは車掌さんだけだ。
とりあえずは気比神宮へ。
表の鳥居は派手だったが中はけっこうシンプルな神社だ。京都が派手なだけか。
別に松本零士氏が敦賀出身というわけではなく、敦賀市が勝手にオファーして快諾してもらったそうな。
そういえば、白銀交差点とかそれっぽい名前もあるし、まあその辺はいいんじゃないだろうか。
経ヶ岬灯台
国道から少し離れたところに駐車場があるが、そこからは灯台は見えない。
駐車場の奥のほうに山道があって、そこから徒歩で登れるようだ。
階段の山道を歩く。勾配は急で、左右に何度も折れる。
山道の入口に地図があるので、撮影して見ながら行ったほうが賢明だ。
途中で展望台と灯台の分かれ道があった。天気が崩れていたので展望はないと判断、灯台へ向かう。
この判断は正解だった。
しばらく平坦な道を歩くと灯台に出た。
中には入れないがすぐ近くまで行ける。
しばらく灯台を堪能してまた山道を下りる。
あとで気づいたが、この辺りは灯台や展望台を中心にぐるっと山道が延びていて、行程によっては閉まっている入口に行き当たることもあるので注意だ。
我々が行ったときは、駐車場から遠いほうの扉が完全に閉まっていた。展望台からぐるっと回り込んで行っていたらとんでもないことになっていただろう。
山道も歩くので訪れる際は充分に注意しよう。
琴引浜
忘れていたというか、看板を見て思い出した。こんな有名なところを危うくスルーするところだった。
車をずんずん浜へ向かって走らせていくと、駐車場に出る。
そこは主に海水浴客のための駐車場なのだが、砂浜を見たいと管理のおっちゃんに言うと、ガイドしてくれる。
数十分の駐車代千円は高いが砂浜の管理費と思えばいい。
おっちゃんの案内で浜に下りる。すぐそこがあの鳴き砂の砂浜だ。普通に海水浴客が泳いでいる。
ちょっとコツがいるが、誰でもきゅっきゅきゅっきゅと砂を鳴らせる。
他の砂浜より石英の含有量が多いのがその理由だが、なるほど確かに透明な石がたくさんある。
散々鳴かせて車に戻った。
海水浴のついでに来るほうがいいかもね。