超時空騎団サザンクロス

超時空シリーズ第三弾。
マクロス、オーガスの美樹本キャラから湖川キャラに一新、低視聴率からの脱却を図ったがだめだった。
中世の騎士をモチーフにしたメカニックや、オーガスに比べれば易しいプロットも好評だったが、いかんせん日曜の昼二時である。オタクもそろそろ日曜日くらい出かけたいと思ったのだろう。
しかし、海外では好評で、日本より根強い人気を誇っている。
このエンディングも長い間探して、先日ようやく見つけた。その海外人気を象徴するように、アップローダーはチリの人である。どうやって入手したんだ?

宇宙大帝ゴッドシグマ

ガンダムと同時期に東映が製作したロボットアニメ。
東映だが神田武幸がシリーズディレクターを務めている。
3体合体ロボで、それぞれ胴体、右足、左足という合体をするが、おもちゃでは足がでっかくなって実に不恰好だった。
フットボールアワーの後藤が、テレビでゴッドシグマの超合金の話をしていたのには驚いた。かなり高値がついていたらしく、M-1の賞金で買ったのだろうか。
さて、最近は著作権侵害によるガサ入れで、以前にリンクしたほとんどの動画があぼーんされてしまったが、このゴッドシグマのエンディングを長い間探していた。
エンディングにしては軽快なメロディで、歌詞に太陽系の順列が出てきて、私はこれで憶えたような気がする。
オープニングはあったのだが、エンディングはなかなか見つからずに諦めていたが、最近思い出したように探してみると見つかった。夜中に思わずガッツポーズだ。
リンクが切れないうちにお聴きいただきたい。

おでんくん

まあいろいろ事情があって、妹が甥と姪と犬を連れて帰ってきている。
夕方なんかにNHK教育のアニメなんかを見ることがあるのだが、その中におでんくんというのがあった。
アンパンマンのおでん版みたいな感じで、おでんの具のキャラクターがいろいろ出てくる。しかし、みんな一癖も二癖もある連中ばっかりで、プロットも一癖ある話ばっかりだった。
なかなか面白いなと調べてみると、あのリリー・フランキーさんが書いた絵本だそうで、しかもアニメの脚本は大川俊道だったりする。
主役のおでんくんは最近おめでたの本上まなみで、言われてみないとわからないほど演じきっている。
前々からアンパンマンの広がるキャラ世界とかが好きだったので、どこかでこういうのもできないかなと密かに考えたりしているが、なかなか難しい。
うーん、絵本か。そういうのもありかな。
http://www.shogakukan.co.jp/odenkun/

さらばブライト艦長

声優の鈴置洋孝さんが6日、肺がんのため亡くなった。56歳だった。
声優は50を過ぎてようやくベテランの域に入る。そういう意味で、まだまだこれからという時だった。
アニメでも吹き替えでも二枚目のヒーロー役が多く、ガンダムのブライト・ノアは当たり役となった。
ホワイトベースのクルーはこれで二人他界されたことになる。寂しい限りである。
心からご冥福をお祈りします。

平野綾

本来ならアニメのカテゴリーに置くべきところだが、んーやっぱり置くか。
某掲示板などで急にスレが立つようになって、中には杉山加寿子の再来とかなんとかいう書き込みもあったので、これはちょっと捨て置くわけにはいかない。
どうもある音楽番組に出演したらしく、それで急激に盛り上がっているようだ。声の聴ける動画はないものかと探すと、最近日本人に占領されているYouTubeに動画があった。その音楽番組のものだ(そろそろ著作権やばいよなw
歌は普通にうまいし、声も俗に言う萌え系の声で、頭一つくらいは出ているかもしれないが、ゴマンといる声優の一人に過ぎないなというのが第一印象だった。
しかし、ある彼女の一言でその印象は一変する。
「だめでしょ、浜田さん」
それを聴いたとき、背筋がゾクッとした。声を聴いて背筋に来たことなど未だかつて一度もない。小山茉美でも、戸田恵子でもなかった。
声優は息の長い職業である。60、70でも現役で仕事ができる。二十代はまだ萌え系しかあてられないだろうが、歳を重ねるにつれて、まあ本人の芝居の技量もあるが、かなりのところまではいけるだろう。
杉山加寿子の再来というのはまだまだおこがましいが、まんざらでもないというのは正直なところだ。とりあえず、名前は憶えておこう。
http://www.hiranoaya.com/

FLAG

ネタがないので「リーンの翼」でも観ようかとバンダイチャンネルに寄ると、ボトムズの赫奕(あったw)たる異端が配信されていた。まだ観てないのでこれは観ないとと思ったら、高橋監督の新作があった。それがこれだ。
物語は、主人公の先輩カメラマンの過去形モノローグで始まる。二足歩行兵器、おっと、またそいつに手を出そうとしてなさる。ガサラキで痛い目を見たのをお忘れですか。
まあ、詳細は観ていただくとして、やはりいささか疑問点が残る。一介のカメラマンに、あまりにも機密がすんなり渡りすぎている。いくら歴史を変えた写真を撮ったカメラマンとはいえ、国連が政治の素人に協力を求めるだろうか。
ハーヴィックと呼ばれているその二足歩行兵器だが、車両形態から人型へ変形する。一刻一秒を争う戦場で、変形に十秒も二十秒もかかっていては、RPGの餌食である。
ガレ場を高速で走っているカットもあったが、高速移動はそれほど必要だろうか。戦場は瓦礫の山である。二足歩行兵器に求められるのは、現有兵器に真似の出来ない移動方法だ。
戦車やヘリ、戦闘機に対して絶対的優位でなければ、人型兵器の存在意義はない。
今後の展開を予想するに、あまりポリティカルアクションは望めそうにないし、ダグラムのようなマクロな視点で物語が描かれることはないだろう。
とはいえ、高橋派の私としては、「リーンの翼」をまたまた先送りにしてしまった期待すべき作品である。
エンディングを見てびっくりしたが、主人公の声は田中麗奈だ。ええっ。
(有料視聴:1話525円)
http://animejapan.cplaza.ne.jp/b-ch/flag_bba/flag_bba.html

伝説巨神イデオン / コスモスに君と

アニメソングの名曲はエンディングに多い。この曲は、私の葬式のときに(たぶんしないと思うが)流して欲しい曲だ。今聴いても泣ける。
イデオンの音楽は「ドラゴンクエスト」でもおなじみのすぎやまこういち氏が担当している。当時発売されていたBGM集には、交響曲にアレンジしたものもあって、イデオンは音楽的にも人気があった。
そしてこのエンディング、歌うはカララ・アジバこと、戸田恵子である。歌手デビューの経験もあって、なかなか素晴らしい歌である。声がいいからね、この人。
イデオンの悲劇的なラストを思ってこの曲を聴くとまた泣けてくるのである。

復活のイデオン/コスモスに君とicon