
80年日本物産。シューティング。
ファンファーレとともに登場するのは、合体式の機体。1号機から順に登場し、うまくいけば3機合体しての攻撃が可能である。
ただし、それには厄介な敵を倒さねばならない。弾こそ撃ってこないが、ハイスピードな動きと複雑なアルゴリズムで狙い撃ちはほぼ不可能。撃つというより当たるのを待つしかない。正直、3機合体はかなり難しい。
その合体シーンであるが、慣性の法則が働くので慣れるまでは難しいだろう。レバーはあくまでも小刻みに、ボタンを押せば逆噴射するので、まずいと思ったら遠慮なく押そう。もちろん、失敗すれば自機を失うことになる。
当時、私も含めてかなりこのゲームにハマった者が多い。インベーダー後のゲーム業界で、如何に主権を握るかは、ゲームのアイデアにかかっている。そんな中、合体という要素を取り入れた本作は、敵を撃つだけのシューティングゲームに飽きていたゲーマーを虜にした。難易度はやや高いが、アーケードゲーム黎明期の名作であることには間違いない。
投稿者: みかつう
MTJ #16
「虹の都へ」高野寛
大学の先輩、らしい。在学中から高橋幸宏に師事、ピュアなサウンドと清潔感のあるルックスでOL、女子大生に人気(ほんまか?)。この曲はCMにも使われたので聴いたことある人も多いかも。コマ撮りはちょっとイメージに合わない気がするが。
「山行きバス」遊佐未森&ソラミミ楽団
清潔感といえばこちらはその名の通り自然溢れる清涼感いっぱいのサウンド。超音波一歩手前のハイトーンソプラノはまるで小鳥のさえずり。黄色で統一した映像の色感が更に雰囲気を醸し出す。胃もたれ、二日酔いの朝に効く(?)。
「プレゼント」Jitterin' Jinn
彼女でもない女にようそれだけモノやったな、って感じ。女からすればもらうもんもろたからさいなら、みたいなところか。そのプレゼントされたものがアニメでふわふわと動く。ぎこちない春川ちゃんの芝居も必見。しかしこのバンド、全曲同じビートなのはむしろ驚愕である。もっと驚愕なのは、じったりんじんと打ち込んで変換すると、JITTERIN'JINNと出ること。やってみ。
「Heart of the Hills」小泉今日子
下山淳の泣きのギター、池畑潤二のパワードラム、あれ、ルースターズ?と誰もが思うだろう。枯れたはずの丘に緑が甦り、一人その丘に佇むキョンキョン。ハードなサウンドをバックに、時は静かに流れる。いいねえ。
「Mickey」Tony Basil
ご存知、ゴリエちゃんの原曲である。このビデオも5人のごついチアダンサーが踊っている。ごつい。男みたい。これはそういうチアリーディングに使う曲なのだろうか。ワンナイもよくこんな曲掘り返してきたものだ。SONYMTVのワンヒットワンダラースペシャル(一発屋特集)で流れてたのに。しかし沖縄の人ってみんな踊りのセンスあるの?
スピーク&レスキュー

80年サン電子。シューティング。
奇数編隊を組んで降りてくるUFOを撃つ。木の葉のように素早く動くので、撃破は少々厄介。撃ち漏らすと画面右手で縦に並んでいる人間を拉致。画面左上の敵陣の待機場所に連れて行かれるまでにUFOを撃って救出する。自機がなくなるか、人間を全て拉致されるとゲームオーバー。
拉致されるときに「タスケテー」とノイズまじりの声がするのが特徴。日本初(世界初かな)の喋るゲームである。他に、ステージクリアのボーナス追加時に「ヒャクテン」とか「ニヒャクテン」とか喋る。喋るのに力を使ったのか、BGMはない。ビーム発射音とUFOの移動音、撃破音と「タスケテー」である。自機の爆発音が意外と大きいのでびっくりすることがある。
ぶっちゃけ、喋る以外は何の変哲もないただのシューティングゲームだが、喋ったことによって広くプレイヤーの心に刻み込まれたゲーム。
島田紳助略式起訴、被害者は芸能界引退を要求
昔こんな事故があった。
JR西日本路線で人身事故が発生、救助作業にあたっていた救急隊員が、後続の列車と接触して死亡した。JR西日本は、後続の列車に事故現場での減速指示を出さなかったとして、緊急時の管理責任を問われて糾弾された。
確かに、JR西日本の危機管理能力には問題があり、その所為で救急隊員の命が失われた。しかし、事の発端を考えてみたい。
最初に起きた人身事故の被害者というのは、線路内で遊んでいた中学生である。立入禁止であるにもかかわらず、彼らは線路内に侵入して遊んでいたのだ。そして列車と接触、怪我をした。このガキ共が線路内で遊んでいなければ、事故も起きず、救急隊員も死なずに済んだのである。
もちろん、それは結果論かもしれないが、この一件で、ガキ共のしでかしたことはすっかり棚に上げられてしまったのだ。
さて、もし件の中年女性マネージャーが礼儀正しい人物であったなら、暴行事件は起こっただろうか。もし、イラクのフセイン大統領が温厚で平和的な人物であったなら、アメリカは攻撃をしただろうか。大きな暴力の影で、小さな悪事が消え入ろうとしている。
事の発端を考えていただきたい。
ザ・警察官2全国大追跡スペシャル
ガンシューティングゲームは見つけ次第片っ端からプレイしているが、このザ・警察官シリーズはどうしてもプレイする勇気が出なかった。この筐体は、センサーでプレイヤーの位置を感知し、それに連動するような形でステージが動く。つまり、筐体でバリケードポジションを作るのではなく、己の身体を動かして隠れるのである。つまり、端から見ればかなり奇異なプレイスタイルに見えるのだ。早い話が、恥ずかしいのである。
先日、その筋の友人と会う機会があって、ゲームセンターをうろうろしていたときにこのゲームを見つけたので、とりあえずやってみた。
スタンディングでシューティングポジションを取るが、そのままでは撃たれてしまうので腰を屈めて隠れる。身を起こすと容赦なく撃ってくるのでまた隠れる。気がつくと、ずっと中腰で撃っていた。
3ステージくらいでゲームオーバーになってしまったが、ずっと中腰なので太腿に激痛が走った。これはきつい。ちゃんと立って撃たせてくれない。プレイ中は、かなり激しく動くことになる。確かにコンシューマゲームでは味わえない醍醐味だが、さすがにこのゲームはきつかった。
ギミックとしては、非常に面白い。プレイヤーの位置によってステージの描画が変化するので、ボタンを押すだけのゲームとは一味違う面白さがあった。他のゲームにも応用できればいいと思う。
ゲームのナレーションも、テレビの特集番組でおなじみの声優(たぶん小林清志)を起用するなど、遊びやこだわりも見られる。
筐体のハード性能に天井が見えてきた今、アーケードゲームはアイデアが命である。ガンシューティングゲームもいろいろと発展してきたが、これからどんなゲームが出てくるのか楽しみである。
蚊
先日、あわや台風が上陸しそうな勢いだった。12月である。上陸はなかったが、その台風崩れの低気圧の影響で、首都圏では夏日を記録した。12月である。もうすぐクリスマスである。確か日本は北半球にあったはずなのだが。今年は半袖のサンタが見られそうだ。
ここしばらく、寝入りばなに蚊に襲われる。電気を消して布団に潜り込むと、程なくして耳元をあの嫌な音がかすめる。大の大人が蚊一匹に寝不足である。
この12月に蚊?と異常気象のせいにしそうだが、実はこの晩秋から初冬にかけて、毎年蚊のうるさい時期である。
守口で独り暮らしをしていたときも、この時期になると蚊に悩まされていた。電気を消すとやってくる。電気を消さないとこない。布団に入ったままでも、明るい間はやってこない。暗くなると、寝よった寝よったとばかりに布団から出ている頭の方へやってくる。
そこで電気をつけて蚊を探すと、大概天井やベッドの枕元の板にいるので、うちわで叩き殺す。だが安心してはいけない。電気を消すと後続部隊がやってくるのだ。やつらはなぜか集団では襲ってこない。次お前行け、と言わんばかりに交代でやってくる。ひどいときは、次から次へ5、6匹やってくるのだ。そういうのは守口だけかなと思っていたら、実家も同じだった。
夏、クーラーで部屋は閉め切られている。屋外も暑いので、蚊の活動は鈍る。涼しくなって、窓を開けるころから活動を再開し、この時期、寒くなる屋外から暖かい家の中へ活動拠点を移す。あとは家人に殺されるまで部屋の中でぶんぶん飛び回る。
しかも、ちゃんと血を吸いにくるからなお始末に困る。布団を被って頭だけしか出していないので、この間は瞼を食われたらしく目がお岩さんみたいになってしまった。指先を食われると異常にかゆくなるのも困りものである。
うちは小鳥がいるので、殺虫剤の類いは使えない。もっとも、蚊や害虫は己の手で叩き殺した方がストレス発散にもいい。今日の夜も、うちわ片手に部屋の隅を睨み続ける私がいるだろう。
余談だが、私が何気なく蚊を殺すのに使っているうちわ、もともとは蚊を追い払う道具でもあったそうだ。飛んでいるところを叩き落とすと失神するのでそこをティッシュで摘んで捻り潰すがよろし。
MTJ #15
「Temptation Girl」BOX
杉真理と松尾清憲という往年の(失礼)大ベテランが組んだユニット。もろロンドン、もろリバプールって感じ。ギターサウンドはさすがである。ロンドンっぽいカット割りもいい雰囲気である。安心して聴ける曲。
「Loosen Love Sick」The Shamrock
こっちもロンドン。三つボタンのスーツで決めたビートルズライクなサウンドの二人組。二人とも歌ってギターを弾く。粗い感じの街のイメージショットとシネカリっぽいテロップがいけてる。アルバムは買わなかったが、割と好みの曲が多かった。
「悪の華」Buck-Tick
これだけ尖り切ったバンドも珍しい。それこそ髪型みたいに。もちろん現役で活動中。メジャーデビュー以降、いろいろあったがメンバー変更一切なし。ちなみに、ドラムさんは今でもツンツンである。寿ももちろん頬にB-Tと入れているし。
「バージンブルース」戸川純
「昭和享年」というアルバムの中の曲。そんな頃である。オリジナルは野坂昭如氏。純ちゃんは戦後の赤線、みたいな雰囲気。またそういうのがよく似合うからさすが元祖不思議少女。憂国調の詞が増え始めたのが少し気になったが、別に思想的に何かあるわけではない。