2004M-1グランプリ決勝進出組決定

東京ダイナマイト(オフィス北野)
アンタッチャブル(人力舎)
タカアンドトシ(吉本興業 東京)
千鳥(吉本興業 大阪)
トータルテンボス(吉本興業 東京)
南海キャンディーズ(吉本興業 大阪)
POISON GIRL BAND(吉本興業 東京)
笑い飯(吉本興業 大阪)
以上の8組に加えて、当日の敗者復活で1組、合計9組での決勝となる。
楽しみにしているお笑いファンには申し訳ないが、今年は笑い飯で決まりである。対抗馬が全く存在しない今年は、ほぼ100%笑い飯がグランプリを獲るだろう。
ただ、MBS漫才アワードのように観客の点数を重視するような採点方法ならばあるいは、という可能性もなきにしもあらずである。笑い飯が上り調子なのは間違いないが、観客はかなりネタに慣れてきているので、当日の観客の沸きで採点を左右される審査員が出てくるかもしれない。
自己中40女のとばっちりで外れた紳介さんの影響で、審査員の点数も去年に比べれば予想しにくい。がしかし、どれだけマイナス要素があるにせよ、やはり笑い飯の牙城であることは間違いないだろう。
個人的には、南海キャンディーズの決勝進出は嬉しい。難しいとされる男女コンビで、着実に力をつけてきている。ネタにもっとドツキを入れて、カチッとした山ちゃんの風貌が崩れていくというパターンも取り入れてほしい。長らく絶えていた男女ドツキ漫才の復活を期待している。
決勝は、12月26日である。
http://www.m-1gp.com/

野田社長

巨乳タレント事務所イエローキャブの「元」社長である。経営上の理由で、先日社長を解任されたそうだ。ちょっとびっくりした。
会社というものは社長のものではない。株主のものである。つまり、一番偉いのは株主である。野球で監督が偉くないのと同じだ(違うか)。今回は、筆頭株主と野田社長が対立し、その結果として筆頭株主が「お前辞めろ」と言ったわけである。
私はあまり会社の仕組みや経済的なものに関して明るくないが、イエローキャブという会社は、野田社長ありきだと思うのである。巨乳タレントばっかり集めて、結局社長の趣味じゃねえか、と私も思っていたが、ある言葉を聴いて思い直した。
野田社長は、抱えている巨乳タレントに、だんだん服を着せていくという。つまり、最初は巨乳しか能のないタレントに、いろんなことを勉強させていって、タレントとしての芸の幅を広げていく、つまり、服を脱がなくてもいいような仕事を増やしていく、というのだ。
なるほど、この人は志のある人だなと。単なる巨乳好きのおっさんではないなと。そういう志のある社長を辞めさせた目先の利益をむさぼる筆頭株主だけが残ったイエローキャブの未来は、たぶん明るくないだろう。
がんばれ野田社長。ブログのタイトルだけどうにかしてくれ。
http://blog.excite.co.jp/noda

ウルティマオンライン

PCを買い替えるときに、せっかくだからというのもあったが、何かオンラインゲームでもやってみようと考えた。他にも選択肢はあったが、私は迷うことなくウルティマオンラインを選んだ。PCが配達されてくるというその日に買いに行った。
自由度の高いゲームは、日本人は苦手である。斯く言う私は、それを望みながらもいざプレイしてみると、何をしていいやら全くわからず、チュートリアルをこなした後はしばらく辺りをさまよっていた。ゲーム慣れしているとはいえ、ウルティマオンラインはやはり何か違うものがあった。
キャラを育てるのがRPGの王道である。ここはまず、性能のいい武器や防具を装備して、強い敵に立ち向かえるようにしなければならない。それには、お金がいる。無料プレイ期間が終わるまでにこのゲームの面白さを見つけねば、行動範囲の狭い初期段階でつまずくと、もう後が続かない。
心配は無用だった。CDやDVDの枠から出られないコンシューマゲームと違い、オンラインゲームはゲームの内容が常に進化していく。この世界にエンディングはないのだ。
小さな島から大陸へ渡ると、プレイヤーの店が立ち並んでいた。そうだ、家を買おう。当面の目標が決まった。私の目の前には、ブリタニアの広い世界が広がっていた。

MTJ #13

「Rose or Lose」The Willard
実は好きだったりする。この曲は、某映像コンテストに出品した作品にパクってタイトルにした。ウェスタン風の出で立ちにスライドギターが特徴的なバンド。そういえば、サウンドもどことなく西部チックだった。ピーメとサボテンが良く似合う。なんと、まだ現役で活動中!すげえ。
http://willard13th.com/prank-ster/

「Virgin Love」Blue Angel
鋲の付いたレザージャケットが思い浮かぶロックンロールなバンド。男三人に紅一点ヴォーカルというありがちなパターンだが、なんと、ここも現役で活動中。視聴してみたらすごくシンプルな音作りながらもビートの効いた熱いサウンドが流れてきました。ちょっとロカビリー方面に振ってるかな。しかしみんなすごいなー。
http://www.dsw-groovy.com/ba/

「Highschool Days」東京少年
大学時代の同級生の友達がメンバーだったが、メジャーデビュー時にお前ジャマやと外されたらしい。芸能界って怖いねえ。東京少年と名乗りつつ京都出身の笹野みちるは、政治家を母に持つ。透明感のあるヴォーカルと青春真っ最中な詩がよかった。後に同性愛者であることを告白、個人的にはああやっぱりって感じだった。

「Glorious Days」布袋寅泰
サポートギターに土屋昌己がいるだけでも凄いのに、ベースは松ちゃん、ドラムは池畑さん、キーボードはホッピー、パーカッションはスティーヴ衛藤と、当時のJ-POP少年ならヨダレに鼻血もののメンバーである。ボウイ解散後、巨人が動き出した。ビデオはタイレル制作。問題無し。

フライデー

初めてインベーダーゲームをやったのは、確か小学校4年生くらいだったと思う。どこかの小さいゲームセンターというか、空き部屋に筐体を置いただけのゲームコーナーみたいなところでやったと思う。初スコアは340点だった。
今の子供達以上に、僕達がゲームにはまったのは当然だった。家は繁華街にも近く、小学校5、6年生になるとゲームセンター通いをするようになった。
京都の繁華街、河原町通から少し入ったところに、フライデーというゲームセンターがあった。大きなゲームセンターで、筐体が4、50はあったと思う。よく杉山君と遊びに行ったのを覚えている。
インベーダーブームは過ぎ去ったが、巷にはいろんなゲームが溢れ始めていた。私が強烈に憶えているのが、トランキライザーガンとムーンクレスタである。
トランキライザーガンは、その名の通り麻酔銃でジャングルに潜む猛獣を狩って得点にする。ムーンクレスタは、いわゆるシューティングゲームで、合体要素が売りであった。レバーは十字、ボタンも一つしかない時代の話である。
ほとんど毎日のように通っていた気がする。普通なら、不良少年への第一歩だったかも知れないが、ただ純粋にゲームがやりたかっただけであって、その辺の分別はあった。手持ちの小遣いがなくなれば終わり。欲望に任せたなりふり構わない連中とは違う。
大人になってコンピュータが発達してくると、エミュレータというものの存在を知った。あの懐かしのゲームが、自宅のパソコンで遊べるのである。私は真っ先に、この二つのゲームをプレイした。今から比べれば、チープで単純なゲームだが、コンピュータゲームが持つ本質は何も変わっていない。
ほんの一瞬だけ、あのフライデーで過した空気が甦ったような気がした。

映画のタイトル

細木数子が映画のタイトルに口を出し、このままではヒットしないと言ったので製作サイドも改題したそうだ。なんでもかんでも口出ししやがってあのクソババア、と言いたいところだが、どうも最近、特に洋画の邦題については私も首を傾げていたところだ。
邦画全盛の大昔、洋画には必ずと言っていいほど邦題が付けられていた。もちろん、直訳しただけのものやそのまま外来語にしただけのものもあるが、小粋なタイトルが付いていたものだ。
近年、邦画が衰退して洋画がはびこっても、「氷の微笑」などという素晴らしい邦題もあった。ところがこの十年程、洋画にはほとんど邦題がつけられず、そのままカタカナにしただけのものがあまりにも多過ぎる。私が観た中で閉口したのは、「エグゼクティブ・デシジョン」である。何の映画がこの題名で分かる人がいるだろうか。
邦題を付けるのは配給会社の仕事である。サクラの客を使った下らないCMをつくっているヒマがあったら、客が観に行きたくなるような邦題を考えろ。業務怠慢も甚だしい。AVビデオでも観て少しは見習え。「ベルリン・天使の歌」をもじった「ベロチン・天使の舌」には涙が出たわ。

機動戦士ガンダム

さて、今更何を書いたらいいだろうか。
この作品に出会わなかったら、今の私の60%はなかったと思う。60%がガンダムなのではなくて、ガンダムから派生したいろいろな物事が、60%なのである。
私は、辛うじて本放送をリアルタイムで観ることができた。小学校4年生だったと思うが、一番覚えているのが迫撃!トリプルドム、マチルダ中尉の死ぬ回である。いろんな記憶が上書きされているのではっきりとは思い出せないが、それほど熱中していたわけでもなく、観たり観なかったりでまだテレビより友達と遊ぶ方が楽しかったんだと思う。
ただ、プラモデルは激烈にハマった。それまでもプラモデルは作っていたが、ガンプラが出てからはもうガンプラ漬けである。ミリタリーや車などには目もくれなかった。
あれから25年、未だにプラモデルが売っているというのは凄い。これも偏に、スポンサーであるバンダイの努力(しがみついてるとも言うが)のお陰であろう。クローバーは今頃臍を噛む思いに違いない。
私も、稚拙ながらインサイドストーリーというものを書いている。これだけガンダムに世話になったのだから、少しでもガンダムのために何かしたいなというのは正直なところである。そして行く行くは、何らかの形でガンダムの制作に関われたらと思っている。
そして、本物のガンダムの完成を見ながら死ねればなあと、薄ら思っている次第だ。